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2011年01月15日
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カテゴリ:読書 小説
2010年本屋大賞に選ばれた、江戸時代の囲碁棋士、天文暦学者の渋川春海を主人公とした物語になります。

時代は徳川4代将軍家綱、囲碁棋士ながら算術に全てを賭けたいと思っている渋川春海が、その算術の能力ゆえに新しく正しい暦を作る事になっていくというお話になります。

徳川光圀であるとか、保科正之の力添えを得て奮闘する主人公は武断政治から文治政治への歴史の転換点で戦国の世とはまた別の戦いとして読めるものであり、非常に燃えるものになっています。

歴史小説を読んでいて何故燃えるかというと、戦国や幕末など文字通り命を賭けた時代を舞台とする事が多く、その時代だからこその戦いに感情移入し先人達が作ってきた歴史を垣間見る事に喜びを感じるからではないかと考えます。

時代は世界史的にも珍しく長く続いた太平の世、しかしその天下太平を保つためには、ただ安穏と戦なんかくだらない、単なる人殺しだなどと喧伝すれば済むというものではなく、いかに安定した世の中を保つか、そのための土壌づくりから命を賭けた奮闘が必要であるという事を、平和になれた我々はもう一度しっかりと考えなければいけないと気付かされる物語ですね。

特に、明治維新を前後にして日本は西洋と比べて後れをとっていた事を必要以上に大きくとらえ日本の江戸時代はまるで全くの後進国であったかのような扱いは決してするべきではなく、日本は日本として独自に多くの学問を進歩させていたという事を知るための一冊といっても過言ではないですかね。

個人的には、小説「名君の碑」などで名君として保科正之の事を必要以上にとすら感じさせる作家の中村彰彦氏の名前が頭にちらついて仕方がなかったり(笑)

ここら辺に必要以上に反応するのは、私が明治維新の正当性をどこかしら面白くないと思っているからかもしれないですけどもね(笑)

それはいいとして、これ1冊を読む間に、和算であるとか神道であるとか、日本人としてもっと知ろうとしないといけないよなって思わざるを得ないですね。

特に、神道は他の宗教と違いしっかりと教義をまとめて喧伝するようなものではないので、感覚だけで終わってしまったりするわけですし。

物語としても、それに付随する知識にしろ非常に多くのものを刺激させられる燃える物語であり、高く評価されるだけの事はあるなと思えました。





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最終更新日  2011年01月16日 22時08分27秒
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