今日のW杯 ドイツ対スペイン
ドイツ0-1スペイン準決勝2試合目、今大会ドイツの圧倒的な強さが目立っていて、逆にスペインは前評判の高さと比べるとやりたい事がやりきれていない印象があったのですが、今日の対戦はスペインが封印でもといたかのようでしたね。ドイツは、ミュラーの出場停止の影響が大きいのか、スペインの圧倒的なパス回しに対して、防戦一方。今大会を彩っていた切れ味鋭いカウンターは影をひそめてしまっていましたね。スペインのポゼッションサッカーにひたすら守るドイツという構図が最初から最後まで続いた事になるわけですが、前半終了時点でスコアレスでしたが全く重たい感じではなし。後半に入っても基本的には変わらず、後半28分にCKをプジョルがヘッドで決めて先制。この1点が決勝点で試合終了になってスペインが初の決勝進出となりましたが、前評判から考えると驚きは少ないのですが、とにかく今大会はドイツの圧倒的な切れ味のあるカウンターが目立っていましたからねぇ。ドイツはそのカウンターで重要な役割を果たしていたミュラーの出場停止が痛かったという事でしょうかね。スペインは本当に別チームのように覚醒したというか、ユーロ決勝でドイツに勝ったという心理的な優位さもあったんでしょうかね。これで、決勝はスペインとオランダ、ポゼッションサッカーを基本とするチーム同士の対決で、派手好きでポゼッションサッカー至上主義が喜びそうだなぁと思えるものですが、どちらが勝っても初優勝。W杯優勝チームは固定されていたので、ついに牙城が崩れる事になりますね。スペイン人はなぜ小さいのにサッカーが強いのか