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読書 ノンフィクション

2011年03月30日
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民主党政権になってから、一際存在感がゾンビのように復活した日教組。

保守系からは反日・売国左翼として、今の日本の自虐思考を植え付けた諸悪の根源として蛇蝎のごとく嫌われているというか、存在全否定されていますが、その日教組が本当に現在の日本の諸悪の根源なのかどうか、何が実際に諸悪の根源として成り立ち、何が誤解であるのかを、極力組織の全否定だけを目的化しないように解説した1冊になっています。

私は現在の利権としての日教組は蛇蝎のごとく嫌っていますし、いわゆる日本の左翼の考える平和や民主主義や人権というもののあからさまな偏りは、何でその偏りさ具合に全く気がつかないのかバカなのか、そこに大人の事情が入り込んでいるのか判断がつきかねるなぁというのがあります。

私はマルクス主義を軸とした左翼は否定的な立場を取らざるを得ませんが(あれは、結局全体主義的な宗教ですから)同時に歯止めの無い資本主義や自由主義に対する危惧は同じように持ち合わせていて、経済政策としては中道左派というようなものが日本では出来ないもなのか?というような考え方です。

という事で、どうしても日本の現状の左翼が反日・売国という立場にしかなり得ず、未だに終戦直後の日本=軍国主義で東アジアに酷い事をしたで思考停止を起こしているのかが理解できないのですが、その思考停止を理解する上で、日教組という存在を通して理解しやすくはなったかなとは思っています。

本著は、日教組の悪い部分を具体的に示し、それが日本にどれだけ悪影響を与えているかという所にも触れていますが、だからといって日教組だけを悪として話を済ませてはいけないとしている所が、日教組の悪事を暴くものとしては珍しいですかね。

簡単に言うと、日教組の共産主義的思考を危険思想と分かっていながら、徹底的に排除しなかった自民党や官僚の責任という所に落ち着きますし、潰しきらなかった所には、分かりやすい批判勢力がいる事の便利さにかまけていたという事ですね。

いわゆる55年体制の自民党と社会党のズブズブの慣れ合いを引きずっていたと。

そういう面を考慮しないで、日教組だけを悪とするのは責任逃れでしか無いと。

結局、今の日本は戦後処理をガッツリとしないで、どこか曖昧なままでごまかしてきたのが、ごまかしきれない状況になってしまっていて、あちこちで制度疲労を起こしているという事になるのかなぁと。

その中でも時代から取り残されているのにも関わらず、しぶとく生き残り、現状では悪いところしか無くなってきている象徴の1つとして日教組があると考える事が正しいのかと。

戦後の日本教育に少しでも懐疑的な要素を持っている人は一読してみると良いかもしれないですね。

序 章 ある平凡な日教組教員の日常
第1章 「日教組」の誕生
第2章 「教団」としての日教組
第3章 「ムラ」としての日教組
第4章 「戦犯」としての日教組
第5章 日教組とのつき合い方






最終更新日  2011年03月30日 20時59分24秒
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2011年03月28日
副題が、北条氏照の領国支配と城郭というものになります。

北条氏照、名前は知っていますが具体的に北条家のどの位置にいたかとなると、私にとっては、きちんと覚えていない存在だったりします。

なにせ、北条家は氏シリーズだらけですから(笑)

しかし、この本を読みますと、きちんと把握していないといけない存在であったと強く認識せざるを得ないですね。

なにせ、領国としていた地域がなんだか見知った地域だったりするので。

本著は戦国時代の城の役割を、いわゆる一般的なイメージである大名の砦として大名や武将のためだけに存在するというのではなく、戦となると村人ごとがっちりと守るための役割を果たしていたという視点で検証し、北条氏照の居城を中心に考察するというものになります。

言われると、確かに城が兵士だけのものではなく、一般人も守るものであるという事に納得できるものですが、当時の戦のイメージから変えられてしまい、ちょっぴり残念というか、生きるためとはいえ生々しい収奪の上でなりたっていたのが、身も蓋もないというか(苦笑)

そういう、戦国時代にちょっとした夢を持っていると残念に思う事から、逆にそれ故に、巨大な、それこそ小田原城のような城ばかりではなく、あちこちに小さな城が存在し安全装置になっていたという面白さを見つける事が出来ますね。

メインとして扱われる滝山城などは、行った事はありませんが存在は知っていましたが、椚田城なんて城があった気配すら今はどこにもないじゃん!みたいなものまであると驚いてしまいますね(まぁ急坂に面していますから、城向きといえば城向きですが)

沢山城なんていうのも、沢山城があったというピンポイントの場所はわかりませんが、かなりの急坂が回りを囲っている事は確かですから、城があってもおかしくはないなとか。

御岳山、陣馬山、高尾山なども宗教的な意味合いも込みで城の役割があったなど、全部頂上まで行った事がある山なんかが出てくると、そんな所に城を作って意味があるのか?という観点から城はなかったとするものもあるというのも、理解しやすかったりしますかね。

どうも私は城=山城のイメージが強いのでここら辺ならば確かに急斜面だよなとか、完全にローカル視点で楽しんだんですけども、こういった読み方が正しいのかどうかは知りません(笑)

ピンポイントでローカルなネタを楽しみたい人と、戦国時代を扱ったものとしては面白い観点で扱ったものですので、戦国武将や戦国大名視点だけではないものに触れてみたいと思う人には薦められる1冊ですね。

1 北条氏の領国支配と氏照の「地域国家」支配
2 聖なる城・氏照の拠点滝山城
3 境目の番城・「滝の城」と郷村支配
4 年貢米の保管場所・沢山城と江ノ島
5 甲武国境を守る桧原村の武装集団
6 甲武国境の逃亡者の「たまり場」 小河内村・小菅村
7 境目の城・津久井城と三増峠合戦
8 氏照はなぜ八王子城へ移転したのか
9 城と避難場所、そして、疫病への恐怖
10地域国家建設の夢破れる






最終更新日  2011年03月28日 20時41分16秒
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2011年03月01日
「非実在青少年」この話題を一度も目にした事がないという日本人はいないはずです。

少なくとも、間違えて私のブログを目にしてしまうような人であれば、非実在青少年に対する規制という、わけのわからん事を言っている人について、頭がいかれているという感想を抱くのではないでしょうか?

マンガの規制、これは古くからある問題でありますし、私はマンガであれば何をやってもよいというような気持は無く、ある一定限度のお行儀は守る必要はあるとは考えています。

エンターテインメントにエロと暴力素材は切っても切れない関係にあるでしょう。

もちろん、これをそのまま真に受けて現実社会でそのままの行動をしだしたらば、地獄絵図になる事は間違いないでしょう。

しかし、今の日本でそういった地獄絵図になっているかと言われれば、決してそういう事にはなっていないはずです。

虚構と現実が区別つかなくなるほど、頭が弱い人間はもちろんいるでしょう。

しかし、それが大多数になると言う事は絶対に無いと言いきっても良いくらいだと思います。

しかし、そういう論理的検証を一切拒否し、青少年に有害であるというその一点突破で、自分たちが気に食わない表現を一掃したがる狂信的な存在がいる事は、知っておかないといけないでしょう。

こういうった正義を振りかざしている人間は、往々にしてストッパーを失います。

そして、手段と目的がいつの間にか入れ違い、青少年のために有害なものに規制を、という事からいつのまにか、青少年のためになっているかどうかをどこかに置き忘れて、ただやみくもに人の話に耳を傾ける事無く、規制の対象を拡大させるように増殖していきます。

マンガというものは、その点非常にわかりやすい生贄になってしまいます。

最近では、日本のマンガが海外で評価されるような事にもなっていますが、歴史としては浅く、芸術作品扱いをされる事はなかなかなく、非常に下にみられる、無くても誰も困らない存在として認識されているのではないかくらいの扱いなのではないかと思う事が多々あります。

非実在青少年という、意味不明の存在が出来上がった頃、マンガやアニメに対する規制は嬉々として進めようとする某為政者は、小説や実写に関してはその対象にするようなものではないと発言していたりもしました。

かつて、その為政者は強 姦 輪 姦やりたい放題の小説を書き、それが映画化され社会的悪影響を問われていたにもかかわらず、そこはスルーし、現在何かのブームが起きにくい趣味の分散化が顕著な時代に、あたかも影響力が大きいかのように喧伝し、科学的なデータも何も無しに規制強化ありきで話を進めようとする姿は醜悪そのものでしょう。

そこに、何も疑問を抱かない人は表層的な面、エロ漫画は別に無くても構わないという点のみに意識がいくように陽動されています。

問題は、恣意的に有害か否かを上で勝手に決め、拡大解釈が可能で場合によっては遡及的に言論統制を可能にするという事であるのではないかと思います。

さて、有害だから規制という考え方ですが、全否定はしません。

正しい部分も十分にあります。

その正しい部分もあるというところからの拡大解釈や論理の飛躍に対して何の疑問を抱かせないようにしている事が問題だと声を大にして言いたいと思っている人は多いでしょうし、私もそうです。

何か大きな事件があると、その原因にエンターテインメントの世界とつなげて、~に影響して犯罪を犯したというような扱いをされる事があります。

そんな馬鹿な事があるわけないと言うつもりはありません、そういった馬鹿だって存在するでしょう。

しかし、じゃあ模倣犯が出た時はどうするのか?

未成年者が、女性を大量に拉致監禁し自分にとってのハーレムを作ろうとしたとします、その動機に、北の将軍様を見て羨ましくなって自分でもやってみたくなった。

そのように動機を語ったとします。

この場合、規制するべきなのはどこに行くのでしょうか?報道番組なんて規制すべきだ!となるでしょうか?犯罪国家は有害だから自主規制すべきであると国家ぐるみで圧力をかけに行ったりするでしょうか?

そういう結果は絶対に無い事は分かりますね。

どう考えても成果を見せる事はできませんし、金も時間も労力も大変な事になりますから。

その点、日本国内の出版社はどうでしょうか、規制をかけるのは簡単です、さらに出版社というのは政治がらみの利権は他のメディアと比べて少ないもののようですし、さらに取り締まる側として、自分に都合の悪い事も扱われる事も多々あるので、積極的に圧力をかけたくなるという動機もでてくるでしょう。

私の考えですと、どうにも青少年を有害から守るという旗印が胡散臭い大人の事情が見え隠れするようにしか思えません。

そういった私の持っている偏見をある程度固めてくれるような証拠を書き綴っているのが本書になります。

ここに書かれている事をどう判断するのかは、私は強制するつもりはありません。

どんどん、規制すべき!と感じる人も、それはそれで仕方が無いと思います。

ですが、表面的にしかこの問題を知らない人は、是非とも手にとって読んでもらいたい1冊になっています。

特に、東京都民はこの事をスルーしてしまうと言論の自由が奪われる結果になる選挙がすぐそこに迫っていますし。

第1章 ドキュメント「非実在青少年」規制問題

第2章 規制の論理とその仕組み
   1 法による規制
   2 国などの指針
   3 青少年条例などの自治体の条例
   4 業界の自主規制  

第3章 マンガ規制の歴史1(1950年代から80年代前半)
   1 悪書追放運動
   2 東京都青少年条例制定をめぐる動き
   3 マンガ・劇画ブームと規制の強化

第4章 マンガ規制の歴史2(80年代後半から現在)
   1 「有害」コミック問題
   2 児童ポルノ禁止法の成立とネット時代の表現規制

第5章 マンガ規制は何を意味しているのか






最終更新日  2011年03月01日 21時46分54秒
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2011年02月19日
戦国時代の武将は、小説のネタには困らないような非常にキャラが濃い人物というものが多々出てきます。

伝承によって誇張されたり、都合よく後世に書きかえられたりとかいくらでもありますが、そこら辺をひっくるめて、今の時代何となく広まっているレッテルを別の角度から検証するというのは流行っているような気もします。

まぁ歴史なんていうのは、どこに光を当てるかによって全く別物になるというのは常識ではありますが。

宇喜多直家、秀家親子というのは、常に大きく扱われるような存在ではないのですが、親子で全くもってキャラが違うという意味では興味のある存在です。

父の直家は梟雄として悪人扱いのイメージがガッツリとついているのに比べて、息子秀家は豊臣家の五大老に若くして抜擢され、秀吉から秀の字を譲られていたり、父親とは違い謀略とは縁遠いイメージになっています。

実際問題どうだったのかをしっかりと検証しましょうというのが本著なわけで、岡山県民にとっては常識的な事柄ばかりなのかもしれないですが、私にとっては知らない事が多々出てきて面白かったですね。

直家は極悪人扱いは、下剋上で成り上がった者は必要以上にそういった扱いにされるようになっていて、それをそのまま鵜呑みにして広まってしまっただけというのがスタンスであり、一生懸命汚名を返上しよという狙いがよく見えますね。

秀家に関しては、秀吉絡みで朝鮮出兵であるとか関ヶ原に対する物で、通り一遍の知識はありましたが、秀家を中心として考えた事など私は今まで無かった事なので面白く読めました。

とはいえ、研究が最近盛んであるという事と、一次史料が残っていないという話が頻繁に出過ぎるのは気になりますね。

まぁ推測だけで書いているわけではないという立場上の問題でしょうけども。

戦国武将についてのネタに興味がある方や、岡山県民は目を通しておくのもいいのではないかと思う1冊ですね。

第1章 宇喜多氏の評価と出自
第2章 宇喜多氏の黎明 宇喜多能家
第3章 「梟雄」の時代 宇喜多直家
第4章 若き五大老の相貌 宇喜多秀家
第5章 関ヶ原合戦と秀家
第6章 八丈島での宇喜多氏






最終更新日  2011年02月19日 19時45分49秒
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2011年02月01日
どうにもこうにも、閉塞感ばかりが強調される日本の中で、数少ない希望のある出来事の1つに世界初、小惑星に着地し地球に帰還した「はやぶさ」の存在があります。

その偉業は国を挙げて大々的に盛り上げてもいいはずだったわりには、扱いはやや小さかったように思えなくもないですが、宇宙科学への大いなる進歩を感じさせるものだったのではないでしょうか。

しかも、その道は平坦ではなく、数多くの困難があり、一度音信不通になってからまさに奇跡の生還であったというのは、現実は小説よりも奇なりという言葉を当てはめても十分なものであったわけです。

しかし、奇跡というのはただ祈っていればそれで起こるわけでもなく、奇跡を起こすために裏側で積み重ねられてきた研究成果であるとか、技術者たちの情熱があったという事は当然と言えば当然というわけで。

その経緯を、専門的になりすぎず、誰にでも分かるように丁寧にコンパクトにまとめられているのが本著になります。

著者はJAXAの名誉教授であり、この偉業の中心人物の1人なのですが、読んでいて非常に気持がいいのは、若者たちにつなげようという情熱だったりします。

幾多の困難を乗り越えた若者を多いに称え、日本にとって綿々と受け継がれていく事を望んでいる事が伝わってくるんですね。

どうにも、ここ最近の年寄りは老害が目立ち、自分の事は棚に上げて、悪いのはみんな若者でであるかのような事を喧伝して醜い姿をさらしているのを見るにつけ、本当に近頃の老人は・・・と苦言を呈したくなる事ばかり。

平均寿命が延びるという事は決して良い事ではないと思えて仕方が無かった中、こういうまともな年金受給年齢に達している人もいるのかと、非常にすがすがしい気持になる事もできました。

こういった積み重ねが物を言う研究機関というものは、日本は大事に大事にしないといけないなって。






最終更新日  2011年02月01日 21時19分15秒
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2011年01月07日
浅井長政と織田信長の妹の市との間に生まれた、茶々・初・江の三姉妹について扱ったものになります。

今年の大河ドラマが三女の江を主役とするから読もうと思ったのではなく、またもや戦国鍋TVの影響です(笑)



茶々がのちの豊臣秀吉の正室となる淀殿になり、三女が徳川秀忠の正室であるというのは、↑の曲を聴く前から一応は知っていましたが、次女は今一つ分かっていなかったので、せっかくだから知っておこうかなという事で。

基本的に、織田、豊臣、徳川と天下人三人とゆかりがありすぎるので、その歴史の流れとともに、それぞれの人生を振り返る形になりますが、一番力点を置いているのは、敗者として不当に貶められているイメージの払拭ですね。

特に長女は概ね豊臣家を滅ぼした元凶かのような扱いで、人格全否定みたいな扱いになっているのを何とか払拭したいというのが何度も繰り返されますね。

大河で扱われるとその手の本が山ほどでますし、なんとなく目にしたきっかけとして戦国時代の流れと、なんとなくついているイメージだけではないんだよという視点を得るという意味で目を通しておいて損はない1冊かもしれないですね。






最終更新日  2011年01月07日 20時58分03秒
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2011年01月05日
元自衛隊航空幕僚長で、日本はいい国だと論文を発表したらば、首が飛んだでおなじみの田母神氏の著書になります。

何冊も読んでいるので、大筋は目新しさというのは無く、基本は国防というものはどういうもであり、平和を維持するという事は武力無しではありえないのは世界の常識であり、その常識を日本が捨て去ったらば、日本は侵略されてしまいますよというお話ですね。

非常に分かりやすい例が、日本が沖縄から米軍基地を追いだそうというごたごたが起きたらば、尖閣諸島に中国船がやってきて、無法の限りを尽くしたと。

それに対して、日本政府は日本国民の安全よりも中国様の機嫌をとる方を優先するという、どこの国の政治家か分からない事をしたが、このことが発するメッセージは、日本は友好国ですから仲良くしましょうではなく、何をやっても許される絶好の猟場だと認識して大丈夫という事でしかないと。

日本人は平和を保つために武力というものを毛嫌いするようにしっかりと洗脳されてしまっているが、まずはそこから考え方を変えなければいけないとばかりに、世界の軍備というものは基本的に自国を防衛するためにあるのもであり、相手に対してやられたら絶対にやりかえす!という強いメッセージを発し続ける事により実際にドンパチやるのではなく互いに戦争にならないように自重するという構造であると。

まぁこれは何度も繰り返されている事ですから、何冊も読んでいるとまたかと思ったりしますけどもね。

そして、同盟国というものはどういうものであり、仮想敵国無しの防衛というものはありえず、今日本は露骨に中国が仮想敵国であると火を見るより明らかなのにも関わらず、それをやらないでいるから政府は頭がいかれていると。

そして、日米同盟というのものも、それだけで万能であるかのように考える事の危険性、当たり前だがそれぞれの国は自国の利益を一番に考えるものであるという事、何故か日本政府だけはそういう事から外れて、仮想敵国にODAで金を献上するのが大好きという自殺行為をしたがっていますけども。

日本が独立国としてしっかりとするためには、きちんと自国だけでも防衛をするように作り替えをしなくてはいけないし、核という存在を頭から無視するという事は愚か者のする事であると。

この本に今までのものと違う独自性は、じゃあ日本が独自に世界一般的なまともな防衛を出来るようにするためには、どれだけの金がかかるかという試算をしているという事でしょうかね。

兵器産業の輸出や、自衛隊の増強による国内の景気対策にもなるという事になりますが、まぁ実現にはハードルが高すぎるだろうなというのが正直なところでしょうかね。

現政権では絶対にありえないですし、そういった視点をもった政治家というのも数が限られまくりますし、そもそも立候補したとして散々な邪魔をされそうですしね。

ということで、せっかく試算しても机上の空論で終わりそうだよなってしか思えないのが果たしていい事なのか悪い事なのか判断しかねる所ではありますね。


第1章 中国の軍艦がやってくる 有事シミュレーション
     
     尖閣問題でまたも舐められた日本
     国際法に基づけば戦争にならない
     いまのままでは中国の属領になる
     自衛隊の常識は世界の非常識

     尖閣諸島が中国に乗っ取られる
     中国の謀略は始まっている
     最初は中国政府の耕作だとわからない
     危機に自衛隊が出動できない
     最高指揮官がいない
     「友愛の島」にコロッと騙される
     「軍艦」がやってきても自衛隊は動けない
     日本侵略作戦
     日本は「やるやる詐欺」
     防衛出動を常時発令せよ

     北朝鮮ゲリラが日本に上陸する
     隠密に行われる北朝鮮ゲリラ活動
     警察が特殊部隊と戦う羽目に
     生物兵器は脅しの兵器

     朝鮮半島有事
     北朝鮮の難民は1万人以下

     日本の艦船が撃沈される
     やられたらやりかえすのが常識
     米中のはざまで日韓は動けない

第2章 軍事力で恫喝する中国

     軍事力による恫喝外交
     目障りな太平洋の蓋、日本
     キーワードは三戦
     米中は裏で手を結ぶ
     日本の仮想敵国は中国
     中国との軍事バランスが崩れる
     中国の揺さぶりは常套手段
     民主党政権の罪

第3章 日本をしゃぶりつくすアメリカ

     同盟国から情報が欲しい
     テロとの戦いは「正義の御旗」
     資源エネルギーのためのイラクとアフリカ
     東アジアは現状維持が好都合
     日米安保は自動参戦ではない
     核廃絶などする気はない
     イランの核武装は当たり前
     情報的にも日本を独立させない
     アメリカ侵攻は大歓迎
     北朝鮮情報戦で日本をコントロール
     ミサイル防衛システムは抑止力
     目標発見後10分で攻撃

第4章 田母神アメリカを行く

     ストロングじゃぱん派とウィークジャパン派
     アメリカで初めてミサイルを飛ばした
     “万が一”の日本と“その時”アメリカ
     “連れウン”にパノラマのポルノ
     アメリカの乳、ミスター・ウォルター
     豊かさに圧倒される
     アメリカの隣国・メキシコ
     日米軍事交流
     喧嘩同然のF-2調整会議
     日米同盟の些細な実際

第5章 田母神国軍構想

     経済大国に軍事力が必要
     自衛隊アレルギーはどこからきたか
     国の独立と国民の自立
     空母3隻で抑止力になる
     一流国には核武装が必須
     「核武装」は外交交渉の最大の切り札
     抑止力を最大限に発揮する原子力潜水艦
     中国を抑止する戦略爆撃機
     安上がりな地対地ミサイルと艦対地ミサイル
     陸自に「海兵隊」を作る
     国家に必要なのは情報収集力
     国産兵器の輸出が抑止力に
     国軍創設には20年を要する
     原子力空母は1隻9000億円
     17年後には原子力空母3隻を配備
     戦略原潜と攻撃型原潜を配備
     原潜は20年で約7.5兆円
     比較的安上がりな戦略爆撃機部隊
     核ミサイルを積んだイージス艦
     子供手当初年度予算の3分の2を国軍に






最終更新日  2011年01月05日 20時57分33秒
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2011年01月01日
新年一発目に何を読もうかなという事で、非常に私とも関わる問題ですし、新年にふさわしいだろうと考えて読んだ1冊ですね。

著者はひきこもりに関する著書やサブカル方面に見識のある精神科医師であり、私は考え方に近しいものを感じ(もちろん、私は専門的な見識そのものを持ち得ていない無知蒙昧な底辺の人間でしかなく、お前の考え方なんか知ったこっちゃないと言われるだけですが)結構な数の著書に目を通してきました。

本著は筆者の専門分野だけではなく、その時々の時事問題や政治問題について、自分の専門分野から大きく外れた政治信条などを押し付けるような事は避けて書かれたものになります。

現在の日本だけではなく世界的に、どうにも結論ありきの一見正論に見える論調であるとか、他者との繋がりに関して気をつかわなすぎる、利己が蔓延している事が問題となっているのではないか、それが若者の問題であり、日本は引きこもりやニートが増加し、ヨーロッパは若者ホームレスが増加するという形で表出してきていると。

ひきこもりやニートに関しては、どうしても本人の甘えであるから、力づくでも引きずり出せというような論調がどうしても目立ってしまいます。

もちろん、そういった側面がある事は否定しませんし、私なんかは人間の99%は甘えで出来ていると言っても過言ではないので、正面切ってそう言われてしまうと、ごめんなさいと謝るしかないのですが、大壇上の正論や説教、批判だけしていればそれで事が収まるというように考えている人はよほど、精神的に強者であるか、成功者としての経験論でしか物事を見る事ができないか、もしくは、日ごろのたまった不満を、明らかに自分よりも弱いとしか思えない存在に向かって、叩きつけようとしているだけでしかないと。

単なる経験論や単なる感情論を抜きに、本気で取り組まなければいけない問題があっても、そう言った事が邪魔となり、また、単なる消費される流行として捨てていかれるために、何の解決もされないまま後回し後回しになっているのではないかと本気で危惧している部分は感じられます。

1つ1つ書かれている事は短いエッセーであり、ここ5年くらいの時事問題ですので、書かれた時とすでに違う状況に流れていたり、話題に繋がりが無かったり(時系列でまとめられていないので)ありますが、1つ1つが短いために読みやすさと、考える余地があるものとなっています。

現在の巷間にあふれている論調でありますとか、マスメディアが喧伝するような事、どこかに歪さを感じ、どこかに片手落ちを感じ疑問を抱いている人は、その引っかかりがどこにあるのか、考える助けになるかもしれないですね。

第1章 徴候としての「現在」
     病気と「時間的損失」
     不登校児は「不良品」?
     権力関係と「暴力」
     ニートの親は動物にも劣る?
     ネットカフェ難民
     若者の貧困問題
     ひきこもりの今
     成人と成熟のあいだ
     高齢者と犯罪
     ひきこもりの高齢化
     日本化する世界

第2章 消費されていく「悲劇」
     精神障害者と犯罪
     JRバッシングは「祭り」だ
     「少年犯罪」を物語るな
     若者の通り魔殺人
     敵の見えない時代の倫理
     自殺防止サイトにリンクせよ
     ひきこもりは爆発する
     奈良小一女児殺害事件の教育
     ウィニー以前には戻れない
     宮崎勤被告の死刑判決に思う
     犯罪の裏にある孤独
     「健全教育」のために
     飲酒運転と刑法三十九条
     人はなぜ「飲酒運転」をやめられないのか

第3章 医療が置かれている場所
     医療と成果主義
     失言と報道の責任
     「医療崩壊」の行き着く先
     「在宅ホームレス」を救え
     若者政策の困難
     「自立」という弱者の切り捨て
     母性を装う「人権擁護法案」
     「若者政策」をEUに学ぶ
     障害者につけこむ自立支援法
     「女王の教室」は美談ではない
     暴力で「ひきこもり」は治らない

第4章 時代の空気を読む
     「KY」の仕組み
     ホリエモンは「2ちゃんねらー」
     自民党は総選挙で「惨敗」した
     「欧州のコイズミが必要だ」
     「エルヴィス物真似芸人」の症状
     「キャラ」で勝った福田首相
     昭和天皇を翻訳したロシア映画
     オバマ大統領への親近感
     参院選と「空気」

第5章 寛容は寛容によって護られる
     脳と心霊をつなぐもの
     私的欲望としての九条
     中国との文化交流
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最終更新日  2011年01月01日 20時49分27秒
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2010年12月01日
雑誌に連載されていたエッセイをまとめたエッセイ集ですが、タイトルにある通り不道徳教育という形で、一般的に道徳的あると流布されている価値観を懐疑的に扱い、その道徳的とされている事の欺瞞、偽善、建前、独善、きれいごとを浮き彫りにし、それに対して不道徳で立ち向かうべきという、逆説的な道徳論というかネタというか。

いつの時代でも、道徳を大壇上に振りかざす人ほど、それを言うに値しないようなものであったり、偽善にしか映らないものですが、そういったものに流されない目を持つように導こうとするのは偽善者たちには不道徳に映ったろうなって。

1958年~59年に連載されていたものなんですが、これを読むと今偉そうにしているこの時代の若者はいまの若者よりもめちゃくちゃやっている節がところどころ見え、今の若者は~っていうのは歴史上常に繰り返されてきたんだなって思えますね。

むしろ、今の時代の若者の方が真っ当だと思えるくらいですので、普遍的に今でも当てはまるものから、日本の高度成長期がどんな感じだったのかを垣間見る資料として読むのも面白いかもしれないですね。

それにしても、やりたい放題書いているので三島由紀夫がこんなにネタを書く人だとはしらかったので驚きましたね(笑)






最終更新日  2010年12月01日 21時40分02秒
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2010年11月29日
ガラパゴス化、昨今日本の特に家電製品などなどが、かつての勢いを失い世界から取り残されている事に力点を置いて日本をこのように扱うものを目にする機会は非常に多いと思います。

ガラパゴス化がいかにマイナス要因であるかばかりに力点を置いている事に対して、私は違和感を覚えざるを得ないのですが、こういった視点を持ちたがる人は、世界標準こそが全てであり、日本はそれに合わせるという事で生き残るという考え方しかできていないんだろうなというのは常にありました。

たしかに、日本人にしか受けないというものは多々ありますし、世界で商売をしたい人にはそれではまずいと考える事は仕方が無い部分はありますが、何で嘆いてばかりいるのかというのは、ネガティブな思考しか持ち得ていない私ですら思えて仕方が無いんですね。

そもそも、日本という国は存在自体がガラパゴスなんじゃないの?という事が誰にでも知られている事だという前提で私は考えていたんですが、そう考えない人が多いんですね。

古来から日本というのは、島国である事を恩恵に、海外からとりいれた文化や文明を、自分達が好き勝手に変容させ、似たような文化が回りに無い状況になっていたというのを繰り返していたはずであり、それを踏まえていればガラパゴス化そのものは日本の宿命だと思うのですけどもね。

で、日本人が当たり前と感じているものが、ガラパゴス故に海外からは面白がられる。

かつての浮世絵のように、海外の評価で初めて実は凄い事だったと気付くというのが、ある意味日本の伝統だと。

今の日本のガラパゴス化として世界に日本だからこそとして注目されているのが「カワイイ」であり、日本はそれをもっと気付いて世界に乗り出していけばいいんじゃない?というのが本著ですね。

日本人は当たり前に思っている事が、海外ではそうではない。

日本のポップカルチャーは世界的に広がっており、これを利用しない手はないというものですね。

日本のアニメが世界的に広がっているという事は周知の事実ですが、ファッションが世界的に自由な国なんていうのは、私は認識してはいませんでしたね。

アニメのコスプレなんていうのは、わかりますが、日本の女子高生の制服が受け入れられているという感覚は全くないというか、むしろ日本の制服という文化が、欧米では同じ服をみんな着ているなんて、不自由だ!とネガティブな情報ばかりに触れさせられていたからかもしれないですね。

どうでもいいですが、本著を読めば読むほど、日本の利点を消そう消そうとするのが、現政権であるとか、かつて進歩的知識人といわれた、とにかく日本はこのままではダメだ!という事を仕事にしている、いわゆる左系知識人が足を引っ張っているとしか思えなかったり(苦笑)

まぁ私のこういった考え方そのものが、かなり偏見込みで恣意的に考えてしまう事ですけどもね。

そして、日本が世界に求められているという事に関して、なかなか日本が動かないというりゆの1つに、日本の辺境思考というのが関係しているのではないかというのは、頭をよぎりましたね。

現在の日本の不況の打破を少しでも考えている人や、世界でひと山とか考えている人は、ポップカルチャーは自分の興味の範疇外だという事を考えずに一読してみるのもいいかもしれないですね。

短くてすぐに読めますので。

序 章 「日本の女子高生になりたい」
第1章 日本式vs韓国式の勝者と敗者
第2章 カワイイに国境はない
第3章 カワイイ文化発信戦略の意義と可能性
第4勝 日本経済再生への処方箋 






最終更新日  2010年11月29日 21時04分51秒
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