今日のマクロス ゼロ
マクロスFの劇中劇として、ランカが出演し超時空シンデレラとなるきっかけの映画の元ネタとして非常に気になっていたマクロスゼロを借りてきてやっと見ました。どこかで見た事があるなというシーンも結構あったりと言う事で、そういう観点から世界に入り込みやすかったですね。マクロスFで出てきた以上の情報を全くいれないまま視聴したので、若かりし頃のフォッカー少佐が出てきたのには驚きました。なんとなく、イメージとして神秘的な物語になっていたので、もっと前の時代というか、露骨に神話レベルにまでなるのかと勘違いしていました。神話の世界のような舞台ではありますが、あくまでもそういう島であって、現状としてはバルキリーがすでに使用されているというものですからね。設定としては2008年という事で、現実にバルキリーがないとかテクノロジー面では違いますが、現代に置き換えると、都市化されていない地域はあるわけですし、神話を大事にした生活をしている人もいるだろうというのはイメージしやすいものになっていますね。テーマとしては、物質文明によってもたらされているマイナス面というものを扱っていますし。マクロス=宇宙というようなイメージになりますが、それとは対極の舞台といってもいいものでありながら、なかなか楽しめました。この作品からマクロスFもいろいろと抽出しているのだという確認的な事も感じられましたし。それにしても、OVAとして全5巻で総時間が3時間に満たない作品であるにもかかわらず、2年間かかっているというのは凄いなぁと思ってしまいますね。それだけ時間をかけただけあって、戦闘シーンの迫力はものすごいですし。マクロスFきっかけで知った事になるのですが、見ておいてよかったと素直に思える大作だなと。マクロス ゼロ Blu-ray Disc BOX【Blu-rayDisc Video】