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昨日、13日は、Aコースにて講習会を行いました。
朝8時に伊勢原駅に集合してみると、あいにくの霧雨。 バスの中でカッパをつけるという、 意気の上がらないスタートになってしまいました。 しかし、そこが地図読みトレーニングのいいところで、 地図読みに没頭していると、そういう悪条件が だんだん気にならなくなるのです。 Aコースには、全コース中最多の、 44箇所の現在地確認ポイントがあります。 コース自体はいたってふつうです。 上りにとった沢沿いの道をのぞけば、 「山と高原地図」で赤ラインが引かれた一般コースです。 とくに善波隧道から鶴巻温泉駅へ向かう区間は 起伏がなだらかで、 よく、山歩きの装備をまったく身につけていない おばさまハイカーが行き来しています。 昨日は、地元の高校のバスケ部が クロカンのトレーニングをしていました。 しかし、私の目からは、この区間は、 地図読みのトレーニングにもってこいなのです。 次から次へと現れる、 等高線の閉じない小ピークとコルのひとつひとつに 番号をふっていたら、 いつの間にか44になってしまったというわけです。 実際、それらをすべて特定できたら、 かなりの地図の読み手だと私は思います。 のんびり歩くハイカーの横で、 地図を開いて立ち止まる様子は ややこっけいかもしれません。 しかし、ちょっとした地形の変化を見つけて、 ああでもない、こうでもないと議論していると、 人目なんかまったく気にならなくなってしまうのです。 地図読みのトレーニングは、 道標のしっかりした、迷いようのないコースでも十分できます。 勝手知ったるお気に入りのコースで、 一度、細かく地図を読んでみてはいかがですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月14日 11時53分43秒
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