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地図のお話

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びらっち

びらっち

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2005年08月13日
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カテゴリ:よもやま話
山で遭う雷の恐ろさはよく耳にしますが、
私は幸いにもその恐怖を体感したことはありません。
4、5年前、北岳の肩ノ小屋のテン場に泊まったとき、
遠くの雷でテントの中が一晩中、音もなく断続的に光り、
近づいてきたらいやだなあと思った程度です。

一方、都会で目にする雷は、ただただ美しいばかりですね。
私は北区のとあるマンションの6階に住んでいるのですが、
昨夜は11時ころから、窓を全開にし、家の中の電気をすべて消して、
梅酒を片手に、妻と2人で雷ショーを堪能しました。

闇に慣れて瞳孔が開放していますから、
強い雷が光ると、目の前が真っ白になり、
一瞬何も見えなくなります。
それから少し時間を置いて、夜景が目の底から浮かび上がってきます。

雷光と同時に顔の半分が青白く光るので、
「犬神家だ!」「佐清だ!」と叫ぶのは、まあ、お約束ですが、
(それにしても古い!)
電気とか、大気の摩擦などの知識がなかった原始の人間は、
いったい、どれほど恐ろしかっただろうと思います。

冗談はさておき、
今年の夏山はどうも天候が不順なようです。
気象遭難も起きています。
みなさま、どうぞ気をつけて、
そして楽しい夏の山歩きを。





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最終更新日  2005年08月13日 15時17分46秒
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