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カテゴリ:よもやま話
山で遭う雷の恐ろさはよく耳にしますが、
私は幸いにもその恐怖を体感したことはありません。 4、5年前、北岳の肩ノ小屋のテン場に泊まったとき、 遠くの雷でテントの中が一晩中、音もなく断続的に光り、 近づいてきたらいやだなあと思った程度です。 一方、都会で目にする雷は、ただただ美しいばかりですね。 私は北区のとあるマンションの6階に住んでいるのですが、 昨夜は11時ころから、窓を全開にし、家の中の電気をすべて消して、 梅酒を片手に、妻と2人で雷ショーを堪能しました。 闇に慣れて瞳孔が開放していますから、 強い雷が光ると、目の前が真っ白になり、 一瞬何も見えなくなります。 それから少し時間を置いて、夜景が目の底から浮かび上がってきます。 雷光と同時に顔の半分が青白く光るので、 「犬神家だ!」「佐清だ!」と叫ぶのは、まあ、お約束ですが、 (それにしても古い!) 電気とか、大気の摩擦などの知識がなかった原始の人間は、 いったい、どれほど恐ろしかっただろうと思います。 冗談はさておき、 今年の夏山はどうも天候が不順なようです。 気象遭難も起きています。 みなさま、どうぞ気をつけて、 そして楽しい夏の山歩きを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月13日 15時17分46秒
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