ハナちゃんといっしょ

2005/02/15(火)22:48

継続は力なり?

空手の話(25)

雨は降っていたが、わりと暖かい日だ。空手の稽古でいい汗をたくさんかいた。今日は、子どもとペアを組んでも稽古だったので、思いっきりパンチはできなかったが、気づいたことなどをアドバイス等した。私が空手で人にアドバイスだなんて、信じられない。 空手を始めてから2年4ヶ月がたつ。2度の昇級試験を経て、今は3級、緑帯をつけている。ありがたいことに、二度とも飛び級で合格した。自分が空手をするだなんて、想像もつかなかった。まず、水泳、バレーボール、卓球以外のスポーツはまるでダメだし、体力、持久力、忍耐力なんで全然なかった。始めたきっかけは、カナダ人の友達、ミシェルのおかげ(?)だ。格闘技が大好きな彼女は、日本で合気道をしたいと言っていた。しかし、合気道の道場はなく、2,3の空手道場があった。先生が英語が話せたので、そこにはイギリス人の門下生もいた。そこで始めることになったミシェルは、私にもしきりに勧めるようになった。しかし、私は自信がなかったのでいつも断っていた。ミシェルはあきらめず、100回くらい一緒にしようと誘い、私も根負けして見学に行き、道場の熱気に血迷い始めることになった。 最初は本当にきつかった。駅前に車を止めて、道場までの約1キロの道を、ミシェル、イギリス人のジェシカ、アメリカ人のダニエルといつも一緒に走って行ったが、それすら走れなかったくらい体力がなかった。稽古中、あまりのきつさに気分が悪くなったり、吐き気をもよおしたり、最初の3ヶ月はついていけなかった。大人のクラスじゃ、新しい人が女性が入っても、いつも私が一番のチビで、身長差のせいかいつも顔を殴られた。 自分が変わったと思い始めたのは、初めての寒稽古を終えてからだ。厳しい寒稽古を終えて、何もせず、だらだらしている自分に罪悪感を持つようになり、それからジョギングをするようになった。地元のマラソン大会なんかにも参加したり、走ることが好きになった。体もずいぶんしまり、力こぶができるようになる。(最近は思うようにジョギングの時間が取れないので、腹が少したるんできたけど・・・) 空手に関しては、まだまだ課題も多いし、習わなければならないことがたくさんある。ミシェルたちは帰国し、その後も外国人が入れ替わり立ち代り、先生が辞め、師範代が先生になり・・・いろんなことがあったが、何があっても続けているのは、やっぱり空手が好きだから。自分ではどこが成長したのかわからないけど、「継続は力なり」、本当にそうだと思う。 今年は、2級、茶帯を目指してがんばって、いつかはこの道場で日本人女性初の黒帯を手にしたい。 いつか、フリーページに空手の写真なんかも載せようかな。

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