ハナちゃんといっしょ

2005/04/22(金)18:56

ニュージーランド怪紀行

海外の旅(90)

先日の怖いもの話第2弾!怖い怖いといいながら、それでもしたくなるのが怖い話なのだ!人間の心理って不思議。 イギリスのロンドン塔では、処刑された王族の霊が出るというのは有名な話だ。ロンドン塔へ行ったとき、怖いながらもちょっとわくわくしたけど、残念ながらというか、喜ぶべきというか、何者にもお目にかからなかった。アン・ブーリンとレディ・ジェーン・グレイが処刑されたという場所の写真も取ってみたが、何も写っていなかった。まあ、観光客がこんなにいれば、出るものの出ないだろう。 さて、ワーキングホリデーで1年間滞在したニュージーランドにも、いくつか幽霊の出るといったスポットがあった。ニュージーランドをよく知る人にはどれも有名な話だと思う。まず、この国で一番古い町、南島にあるダニーデン。ここには、幽霊が出ることでとても有名なバックパッカーズがあった。残念ながら名前を覚えていないけど、「地球の歩き方」などのガイドブックを見れば書いているはずだ。なんでも、いたずら好きのお化けさんたちらしい。もちろん、そういうのを見たくない私は泊まらなかった。しかし、旅人たちに聞くと、ダニーデンのバックパッカーズなんかはそこに限らずよく出るらしい。他の町でも備え付けの泊り客のゲストブックなんか見ると、どこで見ただの、どんなだっただの書かれていることがあった。私はあるバックパッカーズに3泊したが、何も出なかったのでほっとした。 ダニーデンについで有名なスポットは北島コロマンデル半島入り口にあるテームズのバックパッカーズ。できれば、ここにも泊まりたくなかったが、ここしかバックパッカーズがなかったのでしょうがない。誰のいないのに、居間にあるピアノの音が聞こえたり、肖像画の目が動くと言った噂ありで、これもゲストブックによく書かれてあった。ドキドキしながら寝たが、何も起こらなくて安心。霊感がなくてよかった。でも、日本ではそういう場所に行くと、何も見なくても鳥肌が立つんだけどな。 でも、噂を聞くだけだと、ニュージーランドの幽霊は怖いというよりもいたずら好きというか、人をおどかして楽しんでいる、日本とはちがったお茶目さがあるような気がする。でも、お茶目でもできれば一生遭遇したくないもんだ。怨とか念だとか、日本の幽霊はやっぱり怖いと思ったのだった。

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