2007/09/08(土)22:08
豊後大野市 長湯憩いの家
温泉どころの大分県、源泉総数、湧出量と全国で1位です。嘘だ~なんてお思いなら、下の表をご覧ください。両方とも2位以下を大きく引き離しての断然トップです。
源泉総数ランキング 湧出量ランキング(リットル/分)
1 大分 5、081 1 大分 312,859
2 鹿児島 2、835 2 北海道 274,601
3 静岡 2,281 3 鹿児島 198,642
4 北海道 2,248 4 青森 164,490
5 熊本 1,420 5 熊本 144,174
6 青森 1,038 6 長野 132,247
7 長野 1,038 7 静岡 119,002
8 福島 784 8 岩手 110,116
9 宮城 765 9 福島 86、525
10 栃木 609 10 秋田 83,589
(環境省「平成17年度温泉利用状況」)
ね、すごいでしょ?だから、県内どこに行っても良質の温泉を楽しめるんです。
しかし、竹田市のお隣の広い豊後大野市には温泉がありません。まあ、掘ればどこからか出てはくるのでしょうけど…。しかし、この市は温泉は持っているのです。それは、長湯温泉にある豊後大野市長湯憩いの湯です。元々は、市町村合併前の旧緒方町の所有でしたが、合併と共に豊後大野市に引き継がれました。
長湯温泉憩いの家が誕生したのは1965年です。旧緒方町の町民が農閑期にくつろげる場所がほしいと、寄付金などで老人クラブが建設しました。最初はぬるいお湯しか湧かなかったそうですが、2004年のリニューアルで掘削した際に52℃お湯が湧出し、今では加水しないと熱くて入れません。しかも、湧出量も豊富で、お湯の3分の2は捨てているらしい…。う~ん、なんとももったいないですね~。
さて、早速入ったものの、ここに来る前にもう他の温泉に入って体も温まっていました。なので、ただでさえ熱い温泉がさらに暑い!お湯はやわらかいのですが、とにかく暑い!常時加水していて、水道は止めないように注意書きがありました。それでも熱い!なので、入浴中はほとんど半身浴&足湯状態でした。
冬の寒い日なら、体の芯から温まれそうな温泉でした。今度は、道路が凍結しない程度の寒い日に行こ~っと!
豊後大野市長湯憩いの家
◆泉質…マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
◆浴用効果…神経痛、筋肉痛、関節痛など
◆飲用効果…糖尿病、痛風、肝臓病