武蔵寺と二日市温泉展
武蔵寺には、「長者の藤」と呼ばれる見事な藤があります。九州有数の古刹武蔵寺を開いた藤原虎麿にちなんで植えられました。また現在の二日市温泉は、藤原虎麿が夢のお告げで発見したと言われています。武蔵寺の境内の一角では、昭和43年に発掘調査が行われ、そこから経塚や経筒などが発見されました。当時としては学術的な調査が行われた珍しい経塚であり、北部九州の経塚の基礎資料ともなっています。また、奈良時代から江戸時代にかけて九州で温泉といえば、吹田の湯・武蔵の湯(現二日市温泉)のことを指しました。普段は見られない資料を展示します。会期 : 4月23日(土)~6月26日(日)※月曜日休館場所 : 歴史博物館 企画展示室主な展示資料 :「紙本著色武蔵寺縁起 (しほんちゃくしょくぶぞうじえんぎ) 武蔵寺経筒 「吹田郷印(複製)」 墨書土器 他問い合わせ先 : 歴史博物館(092-922-1911)