子どもの地平と保育(私の研究ノート)

2007/02/04(日)07:23

オウエンとムゼイ

保育園って楽しいよ!(31)

 卒園間近の年長の子どもたちへの絵本の読み聞かせ、今年は「いのち」をテーマにしてきました。その最終回の本に私が選んだ本は「オウエンとムゼイ」。この本の作者のイザベラはちょうど同年代。残念ながら本のサイズが小さく、子どもたちから見えにくいので、今回はOHCの機械が園にないので自作のOHC(ビデオカメラで本の絵を映し、テレビで再生、拡大した映像で見せる)でやってみようと思います。インターネットでアフリカの動物園を呼び出し、その映像も同時に見せてあげよう・・。地球の誕生、恐竜の歴史から始まった読み聞かせ、ぐいぐいと引き込まれていく子どもたち、ひとって何だろう、そしてひとのいのちも色々な生き物のいのちのこと、考えてほしいと思って続けてきたけれど・・最終回は?地球の北端のどこまでも透明で美しい「いのち」を撮影した星野の『ARCTIC ODYSSEY』にしようか、と考えていました。子どもたちにとって本は「絵・文字や言葉」に反応するだけのもでは決してなくって、目や耳、同時に身体全身の五感を通して感じているんだろうと実感することしばしば。その経験から本を選んでいるのだけれど。読んですぐ、あるいは読んでしばらくしてから、と子どもによって本当に違う。読み聞かせてすぐ、ばかりじゃない、その後、色々な話を私に聞きにきたり、自分で見つけたことを話しに来るのがとっても楽しみ、わくわく、どきどきして待っている私なのです・・・。

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