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カテゴリ:保育園って楽しいよ!
今週、ある有名な企業が経営する保育園を見学してきた
都内で一番に公設民営で名乗りを上げた企業である。 当時は企業という言葉、その会社名だけでアレルギーになっていた 正直、企業の保育をまだまだ信用できない・・という気持ちだった。 その関連企業は子ども研究のサイトを持っているので そこを見ている限りでは、かなり子ども中心主義であることは わかっていた・・以前からアメリカの心理学、教育学分野から学ぶ資料が 多く掲載されていて、最近の「対立から学ぶ教育」~幼児期におけるCR教育~ はとても参考になった。http://www.crn.or.jp/LIBRARY/NY/0003.HTM その園の保育環境と保育方針は子どもの主体性を尊重するというもので 子どもが遊びをじっくり集中し、展開できることを考えた保育環境作り。 乳児クラスから幼児クラスまで、ほぼ一貫していた。 案内をしてくださった園長先生は理路整然と説明されていた。 具体的な工夫の例が次から次と立て板に水が流れるように、 口をついて出てくるのには本当に脱帽だった。 保育環境の改革を実行したその園長先生、 公立園の園長から転身し企業園の園長に。 公立時代から環境を徹底して取り組む方だと 私の園までうわさが聞こえるほどの先生で そういえば、お名前をお聞きしたこともあった・・・。 その先生が全てを指揮し、子どもが主体的に落ち着いて遊べることをメインに そのための雰囲気作りを、とかなり努力されたことが伝わってきました。 工夫の仕方に上品なセンスが感じられ、女性ならではの心配りがそこここにあった。 保育士たちもその環境をベースにした保育を実践しているようだった。 公立で培った様々なノウハウの粋を今まさに結集し、全体に実行できて いるのではないかとすら感じました。 こういう環境と保育のコラボレートを創り上げるリーダーシップ の実力を持った人材は、なかなかいないのではないかと思うが・・・ 公立園では今、団塊世代の園長が次々退職、ぜひこういう民間園に 卓越した経験の知恵を皆さん、発揮していただければ、 と日本の保育の質は確実に上がると思うのです・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 18, 2008 01:10:33 AM
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