|
カテゴリ:私のつぶやき
今回の指針はこれからの保育園、幼稚園のあり方
すすむべき方向性を示唆できうるものとして 作成されたことは理解しているつもり 故に認定子ども園のあり方などは 幼稚園型でも保育園型でもどちらでも 活用できる、という理解もしている 私はそこを視野にいれて、押さえているからこそ 乳児保育を浮き彫りにすべきだった論、なので。 保育士は乳児担当で、幼稚園教諭は幼児担当、預かり保育 時間外、当番は保育士、夏休みも保育士担当など の職業分断にもなっている現実も見てきて・・ 行政の保育に対する浅い見方で押し通されると (育児と保育のどこが違う?と現に保育担当部署の行政マンが 質問している、つまり無資格者でも全然いいじゃない、という考え方、 コストを下げてもokの分野であると確実に言いたいのだ!) 社会主義国以外は乳児保育の歴史は浅いのです。 日本は独自の路線で乳児保育を積み上げてきました。 女性開放運動、労働運動に重なる歴史も確かに長かった と思う。研究者の思想性に問題を感じて、反発されている 研究者もかたや多い中、ここ10年の間に乳児保育を 地道に研究し、確立していこうという動きも 社会(政府も)の乳児保育の要請の中で 高まってきて・・・事実そういった研究の成果も 色々な方面であがっている。 私自身はといえば一昨年から取り組んできた 乳児保育の成り立ちや現状、これからの方向性などを 先行研究をもとに現場調査もしながら事実の分析を 少しずつすすめ、あれこれと思っている次第・・・・ 幼児教育の分野ではよくわからないが 乳児保育の分野では日本は世界の中で 相当高いレベルで、そこに日本の保育の特色が出ている といっても過言ではないと私は思っています・・・ 流れに棹差さずんば、という奮い立った思いをもつ 委員がなかったのは選定から意図あり、と 思わざるを得ない・・・。 私は・・このまま託児化していく可能性のある 乳児保育(2歳児まで)に、日本の将来そのものに 危機感を感じています。 このことをどれだけ認識して、こういう指針を立てたのか 考えれば考えるほど「むちゃくちゃや~!」と叫びたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2008 10:03:49 AM
コメント(0) | コメントを書く
[私のつぶやき] カテゴリの最新記事
|