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2005/07/08(金)10:17

低学年のおしゃべりずき

小学生の読む本(24)

前の日記にもつながるんですが、小学校低学年の子はとてもおしゃべりずきです。幼稚園年長さんくらいからかな。 ちょっと前の話と重なって申し訳ないですが、低学年に絵本の読み聞かせをすると、聞いている子どもたちのにぎやかなこと。といっても、まったく関係ない話というわけではなくて、絵本を見ていて思ったことが、口からもれちゃうんですね。絵的にいったら、空中がセリフのふきだしで埋まっているように私には見えます。 関係ない話をしてる子は、顔をくっつけあって密談してますから、意外に静か。もう、いかにも悪巧みっていう顔してて、まるで昔話に出てくるキツネだよとか思います。 うちの学校は1年生のときは、集団下校をしてます。最初のころはお母さんが決まった場所で待っていて一緒に帰ります。2学期くらいになると、お母さんは減ってきて、1人で帰る子が多くなりますが、うちは変な人にあとをつけられたことがあったり、ちょっと下校の子ともめたりということがあって、1年間ずっと途中まで迎えに行きました。 すると、子どもたちと顔見知りになります。物覚えの悪いお年頃になりつつある私なので、子どもすべてを覚えているわけではないんですが(ごめんね)、みんな「おばちゃーん」「SHUくんのおばちゃーん」と声掛けてくれて、感動します。たまに「文庫のおばちゃんや」と声掛けてくれる子もいて、顔見知りが多くなりました。 そこでかなりの子どもづきあい情報が得られます。 だれが今日はすごいことをして、だれが暴れたか。先生にいちばん怒られたのはだれか。今日はいつも一緒の友達とけんかしてる。スイミングはだれが何級か。 自転車で迎えに行くんですが、自転車を押してくれたり(重い)、いっぱいまわりにぶら下がります。一言もしゃべらないシャイな子は自転車の後ろのかごに1本だけ手をひっかけます。 去年のある日、「なあ、おばちゃん、見てー」という声に振り返り、バランスを崩して田んぼに落ちたことがありました(実は1週間前その横の畑に落ちたんですが・・・その道、鬼門です)。そのときの子どもたちがもう、すごく面白くて忘れられません。 息子は自転車のすぐ横にいたので、倒れた自転車でひざをちょっとすりむき、「うわー、おおけが、おおけがしたっ」と、親のことよりまず自分・・・。 しっかりさんは田んぼに降りてきて、買い物袋なんかを拾ってくれます。「おばちゃん大丈夫?」という声、「おばちゃん死なへん?」という声(笑)。投げ出された買い物袋の中身をチェックして、「あ、と●がりコーンや」「おばちゃん、ネコおるん? これ、ネコのごはん?」など。幸い大したダメージもなかったせいもあって、子どもの頭の中身の面白さに笑えました。 後日ですが、「あのね帳」という日記のような宿題がありまして、こけた日があのね帳を書く日でした。目撃した子たちのあのね帳には、「あのね、SHUくんのお母さんがたんぼにはまって・・・」。うわーっっ(恥)。

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