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カテゴリ:子どもとクッキング
![]() 「チキンスープ・ライスいり」モーリス・センダック またまたセンダックの本です。 「チキンスープ・ライスいり」。 もう、このタイトル見ただけで、食いしん坊はこの絵本が気になるはず。 お話はとってもシンプルなんです。 1年中、暑かろうが寒かろうが、象がいようがワニがいようが、みんなでチキンスープ(ライスいり)を飲んで飲んで飲みまくろう、というお話。 物語というよりは、歳時記withチキンスープ(ライスいり)という感じです。 でも、とても語呂とテンポがよくって、楽しくなってきます。きっと原文では韻をふんだりしているんでしょうね。 チキンスープというのは、シンプルで、体も心も温まるママの味のようです。これにお米が入ったら、もうこれだけでおなかがいっぱい。 どうしてもチキンスープ・ライスいりが飲みたくなって、作ってみたのが、下のレシピです。 うちにあった「コルドンブルー」のチキン料理の本のスープを、またもやごく簡単なものに改造して、ライスを入れてみたものです。 【ash-tree流 チキンスープ・ライスいり】 材料: チキンレッグ 2~3本(好きな部位でOK)、たまねぎ1個(四つ割り)、ニンジン1本(縦4等分)、長ネギ1本(ぶつ切り)、セロリ1本、ジャガイモ2個、キャベツ数枚、バター、塩・コショウ、あればブーケガルニ 作り方: ●とり肉をたっぷりの水でゆでる。沸騰したら、表面の油を取りながら10分ほど煮て、ニンジン、タマネギ、長ネギ、セロリを入れて、全部が柔らかくなるまでことこと煮る。 ●スープから肉、野菜を取り出し、肉は骨からはずし、野菜と同じくらいのサイコロぎりにする。 ●フライパンにバターを入れ、お米(長米か無洗米がいい感じ)をいため、2センチ角くらいに切ったキャベツ、さっき煮込んだ野菜という順に入れていためる。 ●さっきのスープに材料を全部入れてもう一度煮て、味を調え、最後にとり肉を加える。味付けは塩・こしょうでシンプルに。少しコンソメキューブを入れてもOK。 また、チキンレッグは骨のダシが出て、コラーゲンもたっぷりなので使っていますが、胸肉でつくるのも、ふわんとやわらかくっておいしいです。私は仕上げでは皮を取り除いています。手羽先でやってもいいかなあ。 ★バリエーション★ 【チキンスープ・ライスダンプリングいり】 ●あつあつの炊いたご飯、ご飯茶碗1杯にテーブルスプーン軽く1杯の片栗粉を混ぜます。あついうちにラップをまいたすりこ木で少しついてまとめると手が熱くないです。私は、こぶしでギュッギュッとまぜます。 お米の粒が残っている状態がおいしいです。キリタンポみたいな感じかな。 これを丸めて、お団子(ダンプリング)にします。 ●チキンスープを煮立て(あまりグラグラやると濁るので注意)、お団子をポトポト入れて、浮いてきたら出来上がり。表面にスープを吸って味が染みますが、片栗粉を入れてるのでビチャビチャにならず、プリっとしてるところがおいしいんです。 ●うちはこのお団子を鍋にも入れます。 冬のごちそうとしても、お客さまが来た時も、朝ご飯にも。 とにかく1年中チキンスープ・ライスいり! なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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