福岡小1殺害と障害児の子育てに思うこと
アロマテラピー&カラーセラピーサロンROSEMARYセラピスト☆マリリンです♪(*^_^*)昨日、お江戸から帰って参りました☆留守中にも関わらず、コメントをいただき、ランキングのクリックをしてくださった皆様、本当にありがとうございます!楽しいお江戸報告は後日…ということにして、今日は重いお話になります。福岡で起きた小1殺害事件。母親の逮捕というニュースに今日はしばらく打ちひしがれていました。子どもが殺されたときに、「親が犯人なのでは?」と第一に疑われるような世の中に対する悲しさ。それが現実になってしまった悲しさ。そして、何より悲しかったのは、亡くなった子に発達障害があり、母親が子育てに悩みがあったと報じられたことです。涙が出ました。最も信頼しているはずの親に殺されなければならなかった子どもがあまりにも哀れだっただけではなくて、子どもを殺してしまうほど追い詰められた親の苦悩を考えずにはいられなかったのです。私にもまた発達障害を持った娘がいるので、自分と娘にオーバーラップしてしまいました。小学校教員としてたくさんの子どもを見てきて、「落ち着きのない子」は何度も受け持ったことがありますが、我が子の落ち着きの無さは尋常でないのです。絶対に目を離さないようにしなくちゃ。できるだけ外に出さないようにしなくちゃ。何をしでかしてしまうかわからない我が子を追いかけて疲労困憊の中で毎日が過ぎていきました。私の一生は、こうやってこの子を追いかけて、いろいろな事件を起こすたびに「すみません!」「ごめんなさい!」と謝りながら終わってしまうんだろうか?私が追いかけられなくなったら、その先、この子はどうなるんだろうか?毎日そんなことばかり考えていました。ある日、娘が家の近くの国道に飛び出してしまった時、我が子を追いかけながら思いました。このまま車が来て、子どもと一緒に死んでしまったら二度と子どものことを追いかけなくてもよくなるのかなぁ。こんなにしんどい思いから解放されて楽になれるのかなぁ…。我に返って慌てて歩道に連れ戻したけど、あの時あのまま国道に立ち止まっていたら?あれが信号待ちでなかったとしたら?どんな理由があっても、人が人を殺めることは許されないことです。愛情を持って育む立場の親が我が子に手をかけることはあってはならないことです。子どもの障害や子育ての悩みが子どもの命を奪っていい理由にはなりません。ハンディキャップを持っていても、たくさんの人が輝きながら幸せに暮らしているのです。我が子が誕生した瞬間から障害児の我が子をありのままに受け止めて、前向きで明るく生きている親もたくさんいるのです。同じように、いえ、もっとつらい思いを抱えながら生きている人はたくさんいるのです。素晴らしいと思います。尊敬します。できることなら、そんな母親になりたいと思います。でも、私はそうはなれなかったんです。いざ自分が障害児を産み育ててみると、予想もしなかったハードルがたくさん出てくるんです。超えても超えても、次から次へと出てくるんです。私は強い人間でも、前向きな人間でもないし、立派な母親でもないから、それはやっぱりつらかったんです。今回のような事件を聞くたびにあの時の国道で一瞬死を考えてしまった自分を思い出して胸が痛みます。子どもを殺めてしまった母親と私のどこが違うのか?と。あれから、いろんなことがあって今の私は、超えなくちゃならないハードルも確かにあるけど、ハードルを超えることそのものを楽しもうと思ってます。いえ、楽しんでばかりはいられないこともあるけど、そこから学ぶことも大きいなぁということに気づくと落ち込みからの立ち直りがうんと早くなります。たくさんの出会いに恵まれ、たくさんのサポートに恵まれ、我が子や教え子に教えられ、素敵なお母さんやお父さんたちから学び、セラピーとの出会いによって心癒されました。超がつくほどのネガティブ思考で弱くて未熟者の私が我が子に手をかけることがなかったのは、たくさんの出会いとラッキーのおかげだとつくづく思います。こんな私でも笑顔で子育てが出来るようになった。ほんの少しのサポートがあれば、立ち直り、救われるお母さんがいるのではないか?私が娘を産んだ頃に比べると、発達障害児の教育に対する理解やサポート体制は進歩したなぁと思います。「こういう方法で障害児が伸びる!」という情報が手に入りやすくもなったし、サポート機関が増えているのも確かです。一番置き去りにされているのは、お母さんの心のケアなのでは?保護者の心をケアするセラピストやカウンセラーがもっともっと必要なのではないかと思っています。【子どものケアより先にお母さんのケアを!】お母さんが倒れてしまったのでは、子どもも幸せになれないんです。それが私の考える【チャイルドセラピー】の原点です。本当にショックな事件でしたが、自分の夢や目標や役割を再認識させられたような気がしています。無力な私にできることは、本当にささやかなことかもしれない。それでも、この悲しい事件を嘆いてすぐ忘れるのではなく、母親を責め立てて終わらせるのではなく、【自分に何ができるか?】を考えていきたいと思ってます。(何ができそうかについては、また明日以降にでも…)広島ブログランキングに参加しています。応援していただける方は、クリックしていただけると嬉しいです。アロマテラピー&カラーセラピーサロンROSEMARY(広島市南区)「チャイルドセラピーアドバイザー講座」10月18日開講!お問い合わせはこちらから