まいにちのこころのつぶやき

2011/02/20(日)17:45

田舎の紳士服店のモデルの妻 & 砂の上のあなた & ベッドの下のNADA

BOOKS(188)

最近すごいスピードで読んでると思ってたらそんなことなかった。ただたんに ブログをアップするスピードが遅いだけであった。なあんだ 先日読んだ本 3冊 宮下奈都氏の 「田舎の紳士服店のモデルの妻」主婦梨々子の目線で話が進む。 子供を持つ同じ主婦ゆえに、分からずとも遠からずみたいな気持ちになる。 最後はきらきらした 一筋の光が差し込む とか 最後は なにかしらの救いがある というたぐいのお話が好きな私には、 ちょっと、無理やり光差し込ました みたいな気がして残念でならない。 ってどんだけ上から目線   白石一文氏の 「砂の上のあなた」「人間っていうのは、肝心なときに限って自分らしく振る舞えないもんだから。   自分でありつづけるのは大変だけど、そうじゃなくなるのは案外簡単ですよ。   自分を放棄する理由って幾らでも思いつくじゃないですか」  ・・・・・浩之が美砂子に語ったことばより。  私は、この浩之が美砂子に語った言葉のところを読んで、  実は、泣いてしまった。  ここがとても、心に染みたのだった。 井上荒野氏の 「ベッドの下のNADA]お互いの心に距離が感じられる夫婦と、 夫婦が営む喫茶店「NADA]に集まる常連たち。 お互いがお互いを愛していないという夫婦。 2人とも、違う方向を見てるようで無関心を装いつつ、 本当は、お互いの心の内に一番関心を持っている。 波一つない穏やかな水面を見せておいて、 水中では渦を巻いている川面のようである。 それでも、日常は続いていく。 少しうすら寒く、リアルに感じられた。  最近一日1冊ペースでも、それもきっと今日で終わりだ。だって、そんなに読めるってことは ほかは何にも出来てないってこと・・・ とりあえず 昨日は今年3回目の千枚漬けを漬けた    

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