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須賀しのぶ氏の 「芙蓉千里」 ガールズ大河小説。 これ、ケータイ小説だった。 その割に分厚い(389頁) 12歳のフミとタミは大陸へ渡る。 日本から果てしなく遠いハルピン。 そこで、 フミは芸妓に。 タミは女郎に。 フミとタミの友情と嫉妬と大人への成長を描く。 主にフミの切ない恋の話だ。 どの時代も、ちいさな女の子の恋は切ない。 だけど、おとなになってもその切なさは同じ。 おとなになればなるほどに、 縛られるものが多すぎて 自由はきかなくなる。 重いものを背負ったままで、 こころのなかは切ないままだ。 389頁、一気に読み上げた。 人は日々 岐路に立たされている そのたびに 道を選ぶ 日々、自分が選びとった道は、自分の責任で選んだ道だから、 後悔とは無縁でいなければいけない、と思い込んでいた。 この言葉を聞いて、自分で選んだけれど、 いつまでも後悔したり、この道でよかったんだとか、 いろいろ行きつ戻りつしてもいいんだって思い知らされた。 おまけ 今晩は 鮎。 しかしこの鮎、 去年知人からもらい、ずっと冷凍庫で眠っていた鮎。 今頃、解凍した・・・ だけど、美味しかった(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年08月07日 07時36分39秒
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