クリエイターとプラットフォーム
クリエイターと打とうとしたら、 「栗栄太ー」と変換されてびっくりした。 漢字変換の辞書がどんどん崩壊している気がする・・・。 それはさておき。 音楽系のアーティストというのは、ほんとに大変なんだろうなあと思う。 若くしてメジャーになっても、その後も有名であり続けることが難しい。 とくに音楽業界は、 コンテンツとプラットフォームが切り離されすぎていて、 過去に大ヒットを出していても、次の新しいCDが売れる保証がまったくない。 売れ行きと評価は必ずしも連動するものではないが、 販売ランキングだけを成功指標としてしまうと、 大御所であっても、つねにガチンコ勝負が必要となる。 そのあたりのプレッシャーは大変なものであろう。 そして、例外もあるけれど、 通常は、コンテンツ作成者側から、プラットフォーム側に回るのも難しい。 一方、IT系サービスの場合は、コンテンツでヒットを出せなくても、 クリエイターからプラットフォーム側になって長期に存続することもできる。 しかし、iPhoneのアプリのような世界では、 もはやクリエイターはプラットフォーム側に行くことは難しくなってくる。 そこが、日本の携帯とiPhoneの大きな違いであり、iPhoneシェアが上がると、プラットフォーム側に廻ることは音楽業界並みに非常に難しくなるだろう。