胃痛!イトマサのいわゆるチラシの裏

2001/11/11(日)04:14

ソードフィッシュを観る。

 仕事を抜け出し、ソードフィッシュのレイトショーを観るために新宿に出る。上映までは時間があるのでひさびさにゲーセンで暇つぶしする。やおらガンダム、VF4。でもガンダム難しいいー。どうもニュータイプではないようだ。 時間が来る前にゲーセン終了時間で追い出され、早めに映画館に。内容は派手な作りの割にあんまり印象がなかった。期待しすぎたかも。 それよりも映画中のマシンが気になってしまう。自分が使ってるのと同じ型のシリコングラフィクスのWS用液晶モニター、Dellの定番ラックマウントサーバーPowerEdge 2450やノートパソコン、f5社のロードバランサーBig-IPなどなどなどなど、そっちに目が行ってしまう(やっぱりハードウエアヲタだ・・・)。サーバーの数と同じぐらいロードバランサーがあるのは愛嬌ということで。 映画に出てくるマシンというと、前はサンだったりアップルだったりだったのに、Dellやf5が出てくるなんて随分変わってきたなあ。それにしても、この映画中の銀行のシステムはPCサーバーで構築されており、「そもそもアメリカの銀行ってそんなにオープンアーキテクチャなの?」と気になってしまう(多分違うだろうけどね)。 こういったハッカーモノの映画では、WindowsやらMacやらありきたりのOS画面はほとんど出てこない。ちゃんと世界観にあった独自のGUIを作りこんでいる。派手なVFX(ビジュアルエフェクツ)だけでなく、こういった要素も映画グラフィックエンジニアの見せ所なのだろうなああ。Windows NTにTelnetなんて組み合わせじゃ、リアルすぎて映画っぽくないもんねえ。そんなことを気にしているうちに、あっという間に映画は終わってしまう。 そして新宿の街をフラフラと彷徨う。いつもの光景だ。コマ劇前の殴られ屋それを殴る男見物する男。金髪に青スタジャンが映えるカラオケ屋の店員。フォークギター抱えたニセ長渕、酔い足りない酔っ払い、段ボールの家、そして24時間銀行で始発を待つ若者。ゴミ袋の山。タクシーの行列・・・。 その行列に放り込まれ家にたどり着く。1200円。そして今こうやってPCをいじる音だけが窓から新宿の夜光に溶けこんでいくのであった。

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