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5年前だったか、社会人2年目のくらいに、
「やりたくないことを調べて、消去法でやりたいことを探せ」 という自己分析手法を、某就活サイトのコラムに書いた。 その翌年、ほぼ同内容で「やりたくないこと診断」という 自己診断コンテンツが他サイトにできていた。(パクられた?のか、偶然なのかほぼ同内容) 僕には、やりたくないことが一杯ある。 実際にそれに従事していくなかで、 その中でやりたい事が見つかり、頑張る。 それによって誰かが、やりたいことを見つけ、 やりたくないことをアウトソースし、 それで社会が良くなれば、それでいいのだと思う。 【コラム】 ----------------------------------------- ネガティブ要因から見た適職探し ----------------------------------------- 「やりたいこと」が絞れないときは 「やりたくないこと」をリストアップ この時期でも,志望業界や志望職種に悩んでいる人というのは多いことだと思います。 これまでの自己分析でまだ答えが見つかっていない人,「行きたい業界があったのだけどすでに採用が終わった」あるいは「今年度採用見送りのためにあきらめなければならない」という人です。「マスコミ一本槍で受けてきたけどそろそろほかも探さないと・・・」なんて考えている人はきっと多いでしょう。 また逆に,すでに各業界から複数の内定をもらってしまい,どこがいいかとても悩んでいるというぜいたくな人もいるでしょう。そんな人のために,世の中に出回っている就職本には絶対に書いていない,フツーのサラリーマンからみた「逆転発想の適職探し」をお教えしましょう。 学生は企業の「長所」だけ見てていいの? みなさんは業界研究やOB訪問を重ねることで,すでに各業界の長所,というのをある程度把握しているでしょう。サラリーマンは「会社」という枠組みで活動しているわけで,会社では「個人ではできない,いろいろな仕事に触れることができる」というメリットがあります。みなさんはこれまでの就職活動の中で,このことを十分に学んできたところでしょう。 しかし,その一方で,「会社」という組織は,色々な規制もあれば人間関係も複雑になりがちで,不満となる要素をたくさん持っているものです。 この「不満要素」というヤツはくせ者で,サラリーマンが転職する原因ともなっています。世の中に「不満はないけどもっとやりたいことがあるから転職する」という人よりも「今の仕事は耐えられないから転職する」という人のほうが圧倒的に多いのが事実です。 自分が就職しようとする会社にこれから長くつきあってく上で,どのような点が「不満要素」となりうるのか,把握してみて欲しいと思います。自分にとって苦痛となりうる要素には,いったいどのようなものがあるでしょうか。ちょっと列挙してみましょう。 イヤなことチェックリスト □残業が多く帰宅時間が遅い □手取りの給料が少ない □営業がきつい/接待が多い □残業代が出ない □ボーナスが少ない □学閥があり人間関係が複雑 □上司との飲みが多い □突然の地方/海外転勤が多い □現場作業が多い □社長がワンマンだ □コンピュータ等の操作時間が長い □住宅手当が少ない □寮生活を強いられる □同世代の若い社員がいない それぞれの項目は「気にならない人には別になんともない」ことなのです。中には「それぐらい我慢しろよ」と思われる項目も混じっているかもしれませんし,「イヤなことでもやるのが実力アップになる」というのも事実ですが,「耐えられない人には耐えられない」ことでもあります。 これらのうち,どれが「自分には耐えられなさそうか」をチェックしてみてください。そして自分が考えている企業/業界では,どれとどれが当てはまりそうか考えてみてください。そうすればおのずと自分が「行くと不幸になる」業界が見えてきます。 会社という組織の居心地の悪さをまだ一度も経験していない学生のみなさんにとっては,まだ「仕事はつらくて当たり前。会社に入る前からこんな後ろ向きな考え方はしたくない」と馬鹿にするかもしれません。 でも現在,入社して3年以内の離職率は「非常に高い」のが現実です。これを読んでいるあなたがたたちのうちの何割かは,数年以内に会社をイヤになって確実に辞めている計算なのです。 これから数年後,自分が幸せな生活を送っていられるかどうか,「イヤなこと」,「したくないこと」も,非常に大事なファクターです。一度でもいいですからじっくり考えてみてください。
Last updated
2004.12.05 10:36:08
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