カテゴリ:メディア論
商品やコンテンツのライセンスの価格決定をする場合、
価格弾力性をベースに設計すれば、 ある程度納得感があるものになるはずだ。 しかしながら、 コンテンツのような文化的な商材になればなるほど、 それを実験することは通常できない。 違法流通を規制したほうが売り上げが伸びる、という意見も 違法流通を許容したほうが売り上げがかえって伸びる、という意見も どちらも「真」であるだろう。 ゲーム理論的には、 全体と違う戦略を取った一部のクリエイターは得しそうな気がするけど、 コンテンツクリエイター全員が得をする、ということは不可能。 視聴者にしても、フリーライダーはとりあえず得をするとは思うが、 まじめにコンテンツを買う人が「得する」かどうかは、 金銭的以外の効用の要素が大きすぎてようわからん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.29 09:33:07
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