カテゴリ:メディア論
昔のアメリカかどこかの小説家が、
「世の中で一番危険な場所は、ベッドの上だ」 ということを言ったという。なぜならば、 「そこで死ぬ人が一番多いから」だという。 これを聞いた人は、これがジョークである、とすぐ気づく。 ベッド自身が危険なのではなく、 危険な状態の人がベッドで寝ていることが多いから、 ベッドで死ぬ人が多いだけなのだ。ベッドが原因で死ぬわけではない。 ベッドで死ぬ人を無くそうと、ベッドを規制しても、 問題は解決しない。 そのいっぽう、「インターネットが危険だ」という意見は、 最近ではジョークだとは思われないようだ。 自殺情報の流通や犯罪の予告がネットでなされるようになり、 ネットがそもそもの危険なのだ、と考える人が増えてきている。 そうではなく、インターネットそれ自体は、 人が弱っているときにも使える、包容力のある、人に優しいツールなのだ。 インターネットのシステムそれ自身、その運営者自身に問題がある、 というケースももちろんあるだろうけども。 リンク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.10 13:08:37
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