カテゴリ:コンピュータ
・とにかく大容量メモリ
サービスという点においては、メモリさえ大量に詰めればいい。複数CPUのサーバーを利用する理由だって「メモリスロットが多いため大規模メモリーを詰める」という部分が大きい。CPUパワーに依存するサービスは少ない。 ・小規模バッテリーを装備した電源装置 電源ケーブルが抜けてサービスダウンというトラブルは結構多い。バッテリーがあればそういうトラブルも減らせるし、電源落とさずに移動させることもできる。あとUPSでは、電源自体のトラブルに対処できない。 ・取り回しのいい電源ケーブル いまの標準的な電源ケーブルは無駄に長すぎるし、太すぎる。 ・無線LAN そろそろ、高トラフィックではないサーバーについては、無線LANに移行すべきころだとおもう。LANのケーブリングがなければ、データセンターの作業はずっとシンプルになる。 ・省電力CPU 電源容量に余裕が出る、電気代が安くなる、廃熱の悩みが減る、と、いいことづくめ。 そう考えていくと、 理想のサーバーは、大規模メモリを積めるようにしただけの「ノートパソコン」であればいい。 そういう意味においては、サーバーベンダーのブレードサーバーは、ユーザー企業にとっては少し誤りだったように思う。 ベンダー側の囲い込みにはいいけども、客にとっては省スペース以外はメリットがほとんどない。 あと、SSDかどうかは、多くのサービスにとっては、あまり重要ではない。 大規模データのシステム以外は、ディスクに頼ったらそもそも駄目なのだ。OS起動にしかディスクを使わないなら、そもそもSSDじゃなくて、コンパクトフラッシュかSDカードで十分だ。壊れてもすぐ交換できるし。 ユーザー企業がサーバーに一番欲しているのは、ディスプレイがなく、メモリスロットの大きいノートパソコンなんだけど、(ノートPCを売っているメーカーでさえ)そういうサーバーを安く販売するようになるまで、あと何年かはかかるとおおう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.05 14:55:36
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