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2008年10月01日
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テーマ:お勧めの本(7214)
カテゴリ:本 レビュー


あらすじ

石岡は、里美に誘われて英会話学校に通う事になった。
そこで、大田原という孤独な老人と知り合い、付き合いが始まる。
二人は イヴの夜に大田原の家に招かれるが、大田原はその日を最後に姿を消してしまい、後日遺体で発見される。
表題作「最後のディナー」ほか二編を収録。

感想

「最後のディナ-」
「命を賭けたひたむきさは、必ず相手に伝わる」
大原田さんの気持ちが伝わって本当に良かった。 素敵なラストだと思いました。

「大根奇聞」
天保9年、打ち首を覚悟して、老婆が 僧侶と子供を救うため大根を盗んでくるが、数年後 老婆は生きていた?
奇跡が起きて良かった。 読後暖かい気持ちになりました。

二作品とも、推理小説という感じもないのですが、愛が伝わってくる作品です。
石岡さん、なんとなく親しみがわくキャラですね。 ついつい心配しちゃいます。





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最終更新日  2008年10月01日 07時29分52秒
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