春木屋有限公司

初の浜松の夜。19時くらいから居酒屋を探すことにしました。
駅の観光案内でもらったお店マップ（クーポンは全て期限切れ）を元に
飲み屋が多そうな地区に向かいます。
漠然と美味しい魚や地酒のお店がいいなぁ～とは思うのですが、
土曜というのもあるけど「これだ！」と思ったお店は軒並み門前払い。

逆に直感で入ったお店が混んでいるという現実が、
自分達の勘が正しいことを裏付けているようで更に妥協できなくなる我々。
でも４～５軒も断られ続けるといい加減寂しくなって
「魚民でも美味しいかも…」とか
「そのシュークリーム買ってホテルに戻ろう…」とか
グルグルと悲観スパイラルにはまっていきます。。

一番最初にチラシをもらったお店もなんとなく気になるので戻ってみる。
が矢張り満席。取り合えず私達は限りなく浜松という街を舐めていたようだ。

立ち直れない私達に一筋の光明が！
コンビニに私達が捜し求めていた冊子（ホットペッパー）を発見！！
これで何がどうにかはなるぞ。。

赤い冊子というお守りを手にした我々は気を取り直して
先ほど断られたお店の二号店に張り込むことにした。
何故なら「今日は８時過ぎから営業します」という張り紙と共に
「準備中」となっていたから…待っていれば何時かは入れるだろう。

待つこと待つこと…忘れた。
よーやく開店していた時は嬉しかった。
そして、その後更に嬉しいことが。
この店は酒飲みの店だったのだ。その名は「口八丁手包丁」。
http://www.h6.dion.ne.jp/~hutoppar/sinten.htm



先ずは、友達オススメの豆腐の味噌漬けを注文。
ビールがすすむー。

魚も安い～。
友人の希望もあり、白身中心の刺身。




鰹のたたき。お店独特の作り方らしい。
何もつけずに暖かいうちに食べます。美味しー♪




お店はカウンターで
目の前で他の人の料理が調理されています。
酒盗とチーズの取り合わせは酒飲みには耐えられませーん。
という訳で酒盗だけで注文。うまーーーい。酒が進む進む。


お酒は勿論日本酒。
地元のお店と地元の蔵に共同して作らせている酒だとか。
うまーい（この辺り、もうただの酔っ払い）。



ホテルには歩いて帰れるので、12時くらいまで居座ってしまった。
実は色々な刺身の切れ端を頂いたりして（目の前だったから）
いやもう本当に本当に美味しかった（T_T）
最後に翌日に持ち越せない食材を使った味噌汁まで頂いて
あの味噌汁はあり得ないくらい色んな味がしました。。

ふらふら～と歩いて帰って、部屋に戻ったらバタン。
翌日はもう「昨日の竜宮城は…」という気分でした。