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カテゴリ:映画
「モーターサイクルダイアリーズ」を実損ねた友人に、
「…のような映画だったか?」と問われる。 が、私はこの映画を知らなかった。故に観て見る。 主演は同じガエル・ガルシア・ベルナル。 <あらすじ~> 高校を卒業して暇なフリオとテノッチ。 裕福な家庭に育ち頭がおピンクな時期の彼らは 夜な夜な女・薬と遊びほうけております。 肝心の女友達がバカンスに出かけてしまって更に暇。 暇つぶしのような親戚の結婚式。 あるかどうか分からない海岸「楽園の口」をネタに こともあろうに従兄弟の妻と3人で旅に出る。 男と女が狭い空間に居ればすることはひとつ。 えーそんな、まさかねぇ。 いや、お察しください…(泣)。 <感想> っていうか、もー。 エロ映画を間違えて借りたかと思ったくらい冒頭から盛っております。 よくよく見ると凄い勢いでボカシ入ってるし…。 最初は嫌悪感というか、何じゃこりゃ、という目で観てましたが、 ずっとこんな調子なので次第に慣れてしまいます。 なーんか、若いねぇ。青春だねぇ。 雄が二人揃えば威嚇合戦。 どんなに粋がってみせても、年増女性には敵いません。 夫に浮気された腹いせで 少年二人の誘いに乗ったに見えた人妻さん。 どうやら違う事情を抱えているみたい。 観ていると、オチは大体分かってしまうのですが。 「終りの楽園。」ってそういうことか・・・と。 ラスト、あれだけ仲良かった二人が 旅が終わったら疎遠になってるものリアル。 作家になるんだ、と言っていた若者が 結局は親の後を継ぐため経済を学ぶ姿は無常なのか妥協なのか。 大人の階段を上っている真っ最中。 貧しいメキシコの現実が別世界のもののように流れていくのも、 お気楽極楽な旅を印象づける。 つくづくジタバタしたくなるような青春映画ですなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年08月09日 01時28分24秒
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