春木屋有限公司

去年は予期せぬ豪雨にスコール気分を味わった。
今年は元から雨だと分かっていた分、私達に分がある（？）。

開催日は13・14日だったものの、
14日は一緒に行く友達が埼玉にフィギュアを見に行くので、
強制的にタイ祭は13日に。
そもそもフィギュアも誘われてたんだけど、
メンバーと値段と立地を総合して検討した結果、
お家でＴＶを見ることにしたのです。

13日は予報も実際も雨。
一大イベントというのと、来るのはタイ好きばかりだからか、
この悪天候も全く気に留めないようで結構な人手。
屋台料理を楽しむにも、屋根のある休憩スペースは埋まってます。
晴れていれば、食べ終わった人は順番に移動するのでしょうが、
この雨では一度確保した座席は二度と空きません。
歩道橋の下はビニールシートだらけで、まるで難民。。
傘を差して立って麺をかっ込んでいる人が大勢います。

私達も立ち食いを覚悟したところ、
大量に積まれた折りたたみ椅子を発見。
立って食べるよりはマシだろう、と
降りしきる雨の中、椅子を広げて傘を差して…みると意外に快適。
客観的に見ると、かなり寂しい光景でなのですが、
私達の椅子を狙う人が登場したりなんかして、
段々と「座ってる私達って実は勝ち組？」な気分に。
何故だか、こういうアウトドア感を楽しむイベントになりつつある。。

そして、周囲の光景がまた不思議。
我々の今年のファッションは「濡れても汚れてもＯＫな服」がテーマ。
なのに隣の女の子二人連れは「愛されＯＬ」調の真っ白なコート。
濡れた椅子に座っちゃって大丈夫なの？・・・と余計なことを考える。
後ろの集団はお揃いの合羽を着用。
いつの間にかビニール屋根も作っていた。
店舗裏にかかったビニールの下に潜り込んでいる、
捨て猫っぽいカップルも見物であった。


食べた物はパッタイだのカオソイだの割と普通。
途中で登場した暖かいジュースや、
ココナツミルク＋米の粉を混ぜて焼いたお菓子が美味しかった。
暖かくて。（寒かったんだ…）

そして、モンスーンカフェが出店していたのが
激しく納得がいかないのだった。
ここはお前みたいな似非アジア料理屋が来る場所じゃないはずだ。