春木屋有限公司

久しぶりの映画。久しぶりの香港映画。
『無間道』っぽい外見で私達を誘っておいて、勿論全然違う話です。

話が暫く進んだ辺りで犯人の顔モロ出しの殺人事件場面が唐突に挿入されます。
車田正美だったら「…と見せかけてそれは幻覚。本当は違う犯人」となるはずですが、
どうやら違う様子？

途中から「う～ん、刑事コロンボだ。（鬱々とした）」。
最後の濱崎歩の歌で一気に土曜ワイド劇場みたいな雰囲気に。
友達は「シュウ・ケイちゃん可愛い！」と鑑賞モードに。
何年も昔に風雲の彼女にキャーキャー言っていた気がするのだが、
当時と余り変っている印象がない。。
一体今何歳なんだろう、と思ったらほぼ同年代。絶句。

ま、中華映画は中華圏を語り中華を食べるためのつまみ。
「香港の街をうろうろしたーい！」
「酒が飲みたくなる映画だ！」「なんか火鍋食べたくなったー！」と
火鍋が食べられる中華屋に直行した我々なのであった。

劇中、酒の話題が多い。
（金城くんは酔っ払ってるか吐いてるかばっかりですな）
トニーの新居はビクトリアピークの高級マンション。
そのベランダで飲むワインがそりゃあもう旨そうで。
「なぜ酒が美味しいんだと思う？」
「飲みにくいからよ」
なんてウソ！旨いからだ！！！