アダプテーションコースアダプテーションコースとは、海外からの看護師に課せられる一種のトレーニングで、各病院が独自にカリキュラムを持っているようです。 日本人ナースの場合、期間は最低6ヶ月を要しますが、それぞれの病院、老人ホーム、そして個人の英語レベルなどによって最終的な期間は様々です。 私の受けたアダプテーションコースは、NHSという国立病院で施行されていたもので、莫大な量のチェックリストと実践的なトレーニング(ICU、リカバリールーム、外科(主に消化器)、内科(肺、心臓内科)などに、2日~1週間ほど派遣され、プリセプターナースとともに実践的なトレーニングとして勤務する)、そして、看護プラン作成、さらに、最後の4週間で仕上げるまとめの論文があった。 また、その6ヶ月の間、病棟勤務を週4日以上行い、プリセプターナースから評価を頂く、というものであった。 私の場合、英語力の問題、論文の仕上げ、そして、アダプテーションコース期間中に1ヶ月の帰国をしたことも重なり、コースを終えるのに計9ヶ月の歳月を要した。 また、この9ヶ月の間に、自分の英語力のなさ、トレーニングの行き詰まりやプリセプターナースとの関係などいろいろな問題があり、何度か涙したこともあった。そのときの自分の思いに正直に、私の経験したアダプテーショントレーニングについて、書いて行きたいと思う。 ジャンル別一覧
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