旅2日目カンボジアの朝は早かった。日の出とともに人々が動き出す。ニワトリで起こされた私。早く起きてみる。 さて、今日は何をしようか。 カンボジア。アンコールワットがすぐそこにあるんだと思うと、なんともいえない気持ちだった。 早くこの目で見てみたいような、もったいないような。 朝の涼しさはすぐに消え、太陽がガンガン照りつける。 ジャイアンと相談し、今日はバイヨンとその周辺へと。 今日はバイクでの行動。 でも、私はこれが1番好きだ。 アンコールワットのパスを1週間で取り、いざ出発!! 街から離れるにつれて木が生い茂る。 時々サルが現れたり。ジャイアンは「俺の兄弟がたくさんいるよ」と。時々ジャイアンのことをビッグ モンキーと呼んでからかった。 目の前にお堀が現れた。 そこをまっすぐ進むとアンコールワットを通り過ぎる。「あーーーーーー 本物だぁーーーー」 神秘的な気持ちになる。 茶色くにごったお堀で水浴びしている子供達。みんな、裸で楽しそう。 門を抜けると、神々がナーガを引き合う像が出てくる。 この、門をくぐり一体どこへ続くのだろう。 宇宙の中心。バイヨン。 バイヨンは仏教でできた観世音菩薩の塔。 このあとも色々見たけど、私はやっぱり仏教の建物が一番心に響くみたいだ。 急な石段を登り、くだりとバイヨンは複雑な作りだった。 そこらじゅうに痩せた子供がたくさんいた。 ものを売っている子供や、よくわからないけど後をついて来る子。 この子達に家族はいるのだろうか・・・ この熱く熱をもった石の上を裸足で歩き続ける。 埃と汗にまみれた子供達。 そんな、子供をたくさん見た。 旅の楽しさとともに、この後子供達と触れ合って何度も悲しくなることがあった。 けど、子供は強く、たくましくかわいい笑顔を見せてくれた。 カンボジアの現実・・・ ジャンル別一覧
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