部屋の窓が開いていたらしく



まとめて置かれていたﾃｽﾄが庭にひらひらと落ちていきました。



数学のﾃｽﾄが行方不明です。



古典のﾃｽﾄは、隣のｵｼﾞｻﾝが拾ってくれました。



数学のﾃｽﾄ、見かけた方はご連絡ください。















昨日私たちは、ｶﾝﾅだけ家に残して出かけてました。




家に帰るといつものとおりｶﾝﾅは飛び跳ねて喜んでたんだけど




私だけ無視されました。




目も合わせてくれませんでした。




独りｼｮｯｸを受けながら部屋に戻ると















ｶﾝﾅのｳﾝﾁｮｽがありました。















Ａｈ　ｈａ！















なんか、干乾びてました。















そんなこんなで。



ｶﾝﾅが私と目を合わせなかった理由がわかったので



１階に下りてﾏｲ ﾎﾞﾃﾞｨｰｶﾞｰﾄﾞみてたんだけど、



ｶﾝﾅがね、おばぁちゃんを発見して飛びついていたんだ。



すごい勢いでとびついて、ｽｺﾞｲ舐めてるわけ。



で



おばぁちゃんは言ったのさ。















ｵﾊﾞｧ「寂しかったの？ん？ｶｯｶｯｶｯ････そぅねぇ？


　　　今日はおじぃちゃんもいなかったからねぇ。」















お、おじぃちゃん！？















母上「････おじぃちゃん？」



ｵﾊﾞｧ「････ぃい？」



母上「今ばぁちゃん『おじぃちゃん』って言いよったょ？」



ｵﾊﾞｧ「･･･ｶｰｯｶｯｶｯｶｯ･･････そぅねぇ？ｶｰｯｶｯｶｯ･･･間違えたさぁ」



妹「いゃいゃいゃ････どんな間違え方だよ」



ｵﾊﾞｧ「ぇあ？おばぁちゃんって言おうとしたわけょ」



妹「普段おじぃちゃんとか使わんのにね」



弟「おじいちゃんいないし（笑)･････ｱﾚ？」















･･ずーん･････















妹「･･･自分のことおじぃちゃんと思ってんのかと思ったょ」



私「だからゃ」



ｵﾊﾞｧ「ﾊﾊﾊ･･･････ﾊｧ･･････」




一瞬しーんってなりましたが




まぁおじぃちゃんは何十年も前に亡くなってるので




しーんってなっただけです。




ついにﾎﾞｹたかと思いましたよ。















ﾊｯ！




こんなことしてる場合じゃない！！




ﾃｽﾄ探さなきゃ。