2009/11/11(水)10:50
第2の「松永事件」危機 横浜入りの清水にFA問題
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第2の「松永事件」危機 横浜入りの清水にFA問題(写真提供 産経新聞社)
9日、ロッテ・清水直行投手(33)-横浜・那須野巧投手(27)、斉藤俊雄捕手(25)のトレードが発表された。が、横浜入りした清水は今年海外FA資格を取得している。それだけに、来オフに第2の松永事件の可能性を秘めている。
ロッテが横浜の希望通りに清水を放出したのはわけありだ。今季6勝7敗なのに、来季は2年契約の2年目で年俸4000万円増の2億8000万円を支払う必要がある。横浜がすべて肩代わりするということでトレードがまとまった。年俸5億円のバレンタイン監督を今季限りで解任したように、赤字圧縮の球団方針に添った清水の放出といえる。
が、清水には他にもFA絡みの問題がある。すでに国内FA資格は取得していたが、今年海外FA(9年間)の資格も取っている。となると、横浜入りした来季のオフに新たにFA問題が起こってくる可能性がある。1年間、横浜に在籍しただけで、他球団、メジャー球団へFA移籍することができるからだ。
前例がある。阪急、オリックスの主砲として活躍した松永浩美が野田浩司とのトレードで93年に阪神入り。大きな期待を集めたが、故障で80試合しか出場できなかった。ところが、93年のオフから始まったFA制度の権利行使宣言第1号。ダイエーへFA移籍したのだ。まさか1年間で他球団へ移るとは思わなかった阪神球団は茫然自失、ファンは怒るという騒動が起こっている。
松永事件の様な詐欺まがいは辞めてほしいもんだね。
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