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テーマ:本と出版について(527)
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実は昨日、バイク屋に行った後、バイト先のボランティアさんで仲のよい人からメールを貰ったので、電話をしたんです。
そうしたら、 「ボランティアの勉強会があって、みんな集まってるから来ない?」 と誘われて、お昼もまだだったし(お金がなかったので、ドリンクバーだけのつもりでしたが)、ノコノコ出かけていったんです。 そうしたら、シフト上一緒に仕事することはない人で、私の本を読んでくれている人がいて(月刊誌の連載も読んでくれていた)、 「本、すっごく面白かったですっ!!」 っていきなり握手を求められちゃって・・・、いや、ビックリしました(笑)。 お子さんが「作家になりたい」っていう夢を持ってらっしゃる方が何人かおられて、「どうすればいいんでしょう?」と効かれてしまい、「どうって言われても・・・。」と困ったのですが、 「中学・高校の頃、テレビドラマの刑事モノのハマってて、自分の好きな俳優を主人公にしたシナリオみたいなものをよく書いて遊んでました。 大事なのは、短くてもいいし、長くてもいいけど、書き始めたらとにかく最後まで書いてしまうこと。書きかけを沢山作るより、一作品作ってしまうこと。 一作品作るっていうことは、起承転結を考えなくてはならなくなりますから、これを繰り返すことによって、文章をまとめるということの訓練になります。 何作も書けば、それに伴って段々『今度はこうしてみよう』とかいうアイディアも浮かんでくるようになると思いますよ」 と言ったら、「家に帰ったら早速子供にそう伝えてみる!!」と言ってもらえて、少しは役にたったのかなぁ?何て・・・。 そのうち本の内容の話になって、その時のエピソード何かを話していたら、突然泣き出す人までいて、更にビックリ!! 「な、な、な、なんで泣くんですか?!」 「だ、だって・・・、あの本を書いた人が目の前にいるんですよ・・・。もう感激しちゃって・・・。」 「そ、そんな・・・。だって、一緒に働いてるタダの人じゃないですかー。」 「でも・・・。うううううう・・・。」 どうしたらよいのか、途方にくれました・・・。 その人からはサインも頼まれたのですが、ちょうど『いとうちひろ』のハンコを持っていなかったので(普段はもって歩きませんからねー)、 「今度はハンコを持ち歩くようにするから、ハンコと一緒に書きますよー。」 と言ってその場は何とか収まった感じ。 今読み返すと、顔から火どころか炎がゴーっと出てしまう位、直したいところ山積みな本なんですけどねー。 楽しんで読んでくださる方がいてくださるのは、やはり嬉しいことです。 今連載しているエッセーも早く続きが読みたい!と言って下さり、ありがたい限り・・・。 いいもの書かなきゃなーって、改めて思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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