2005/12/05(月)19:23
映画 「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」
他の人はもしかして考えさせられるかもしれないけど、
私はあまり考えさせられなかった映画、
「サイドウォーク・オブ・ニューヨーク」です。
(というか、どのカテゴリーに入れていいのかよく分からないのです。)
ニューヨークにいる男女の恋愛模様を淡々と
ドキュメンタリーのように映し出してました。
キャストはけっこう豪華です。
監督なども担当しているエドワード・バーンズ。
彼がビデオ屋さんで話しかけた女性にロサリオ・ドーソン。
彼女と離婚したばかりのちょっと情けない男性に、デヴィッド・クラムホルツ。
その男性がナンパするウェイトレスにブリッタニー・マーフィー。
彼女が不倫している既婚男性にスタンリー・トゥッチ。
彼の奥さんにへザー・グラハム。
へザー扮するアニーの仕事は、賃貸エージェントで、
恋人に別れを告げられ、同居していたアパートを追い出された
エドワード扮するトミーにアパートを紹介します。
複数の恋愛模様を映し出しているという点では、
ちょっと「ラブ・アクチュアリー」に似ている気がしました。
でも、演出の仕方は絶対に「ラブ・アクチュアリー」の方がよく出来てました。
ニューヨーク(特に有名どころ)で映画を撮影するのは大変らしく、
低予算映画のなかでこんなに頑張りました、という主旨の
特典番組(?!)がDVDに入っていました。
予算がなかったというのも、演出の失敗につながったと思います。
俳優陣はみんな演技がうまいので、そういう点では楽しめると思います。
あまりオススメとはいえないけど、
時間がたっぷりある人にはいいかもしれません。