矢沢永吉@武道館12月15日
アリーナSS席の前から12列目という、凄い位置での観戦は、永ちゃん、バンドの生々しい音が、これでもかと聴こえてくる。照明が消え、なんと★バッド・カンパニー「グッド・ラビン・ゴン・バッド」が大音響で会場に響くと、手拍子の嵐でライブが始まる。今回もバック・バンドは、強者揃い。特にドラマー、ジミー・パクソンは、華麗なスティック廻しに、ダイナミックなストロークから繰り出す、ワイルドなビートで、永ちゃんをもり立てていたのが印象的だった・・が★開演前の永ちゃんコールに、規制強化が入り、青瓢箪(あおぴょうたん)の係員が、厳つい、いかにも腕っぷしの強そうな男達に、まるで、ガッコのせんせみたいな態度で警告、制止していたのが、不快でたまらなかった。一時、風邪で不調を伝えられた、永ちゃんの声は、かなりいい感じになってはいたが、歌い続けてきたことに起因する疲労を、根性でカバーしているところが、観客の感動を生んでいると感じた。