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December 14, 2006
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カテゴリ:学校

はぃw

昨日!友達から、長靴型のチョコをもらった♪

ちょこ

もぅすぐクリスマスやしねww

クリスマスかぁ~~

そぉぃや、来週から雪降るらしいーーって友達が言ってた!!

また寒くなるのかーー。

今私は、学校に、手袋・マフラー・耳あてをして行ってるんだけど

今後、これ以上いったい何を装備して学校に行けばいいのやら~~笑

そぅそぅ!

耳あてゎ、めちゃめちゃあったかいよ!!

下手にマフラーするよかいいかも(゜∇^d)

だまされた!!と思って装備していってみ~~♪ハハw

以上!!!!

 

今はまだ、会えない人に会った。
遠く遠く、離れたところに住んでいる彼が、何故か私と同じ学校だった。
いつからこの学校に通っていたのか分からないが、
今彼は、実際の年齢より2歳若くなっていて、妹と同じクラスだ。

ついこの間開催された学年別球技大会の時にでも怪我をしたのだろうか、
彼は松葉杖をついていた。


私は高3で大学受験を控えている。
友達と朝早く学校に行き、放課後は夜遅くまで残って一緒に勉強するという日が続いていた。

普段、友達との勉強会は、校内にある普段は使われていない小さな教室を使っていた。
春には暖かな光が差し込む、素敵なところだ。
私たちが入学してから今まで、勉強のためとしては使用していなかったが、
昼休みは友達と集まって弁当を食べたり、
暇な放課後は、お互いに日ごろの云々を言い合う場でもあった。

しかし最近、たくさんの子が放課後残って勉強をして帰るようになり、
その日は、いつもの小さな教室や、他の会議室など、
勉強のできそうなところはどこもいっぱいになっていた。


「あの教室、使われてるって~。どぅする?どこ使う?」

友達の鈴奈は、いつもの口調で言った。

『ぅーん...さっき見てまわったけど、どの教室もいっぱいやったしなぁ...』

「ぅっと~~。なんで皆、今更んなって勉強とか始めるんやって。つーか、うち、あこに問題集とか置きっぱやし!!」

『ほんま?んなら、私、どっか無いか場所探してくるで、鈴奈採ってきねん。』

「ぁ、まじ?wあんがとーw」


そうは言ったものの、空いている場所なんてぶっちゃけ、無い。
さてどぅしたものか...
と、中庭につづく渡り廊下を歩いていると、水色の体操服を着た子たちが、中庭の入り口にたむろしていた。
男の子3人。女の子2人。

『水色だから...1年か。まったく、部活も呆けて、何しとんねん...。』

と思っていると
その中に彼は居た。

『...うそや!そんなはず...』

目をこすってみても、彼はそこに居る。
会ったことは一度もないのだが、彼だとすぐに分かった。
私が思い描いていた、あの笑顔だ。
私は妙に照れくさくなって顔を伏せた。

確信はあったものの、とりあえず名前を確認したくて、声をかけようとした時

「ぁ!いた!もぉーー何処に行ったんかと、探したやん!!!あの教室空けてくれるって言ってたで、はよ行こ~~!」

『ちょ、まっ...』

鈴奈は私の腕をぐいぐいひっぱっていった。

聞きたいことがいっぱいある。

本当にあんたなの?足、どうしたの?なんで...そこにいるの?

話して、笑って、そして触れてみたかった。

彼を振り返ってみると一瞬だけ目が合った。

その後のことは覚えていない。
目の前が真っ暗になった。
私は闇の中へと連れ去られた。


運命なんて信じない。
でも今になって、信じざるをえない事実がここにあった。

 






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Last updated  December 15, 2006 05:45:18 PM
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