Ｉｚｕｍｉｓａｎｏ未来日誌 千代松大耕の独り言

もともと樫井川流域の開発と関係が深い神社で、境内を流れる井川（ゆかわ）を司り、そこから「大井関」が由来していると言われています。毎年７月に、樫井川の水源の安全と夏の災厄除けを祈願する「ゆ祭り」がおこなわれます。今年は２０日（土）が「ゆ祭り」です。

「ゆ祭り」では五社音頭が奉納されます。また今月末の中国四川省成都市の音楽祭には「五社音頭保存会」の方々に出演していただきます。毎年５月には、飾りまくらをつけた３基の「のぼり」が五穀豊穣や安産などを願って巡行する「まくら祭り」の宮入がおこなわれます。

縁起物として扱われるようになった「まくら」が転じて安眠にもご利益があると信じられるようになりました。今では安眠祈願のため、府外からも多くの方々が参拝に来られます。日根神社の隣には、日本三名塔の一つである国宝「慈眼院多宝塔」があります。是非とも多くの方々に、訪れていただきたい名所であります。