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昨日、スターゲイトホテル関西エアポートにおきまして「第4回関西北前船研究交流セミナー」が開催され、全国の北前船寄港地より多くの方々にご参加いただきました。泉佐野市の沿岸部である南海泉佐野駅の海側は古くより「さの町場」と呼ばれ、北前船の船主集落として栄えていました。
その中でも、豪商「食野家」は、廻船業と大名貸しなどの金融業で巨万の富を築いて、江戸時代の全国長者番付「諸国家業じまん」でも上位に記されていました。また、「さの町場」には当時、いろは四十八蔵と呼ばれた食野家の蔵が多数並んでいました。 北前船を通じ、全国的な商いを展開した食野家の秋田・山形における拠点を秋田県にかほ市平沢の「斎藤家」が担っており、そのご縁から泉佐野市は、にかほ市さんと平成31年1月に「歴史的ご縁が結ぶ地域産業の活性化協力協定」を締結いたしました。 このようなことから泉佐野市は、にかほ市さんのご紹介をいただき、2年前に北前船のストーリーで日本遺産の認定をいただきました。昨日のセミナーではにかほ市の市川雄次市長さんもお越しいただきました。これからも北前船を通じた、にかほ市さんとのご縁を大切にしてまいりたいと考えています。
Last updated
2023/11/11 06:11:34 PM
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