カテゴリ:家族
涼しくなってきたので、広島の母がやってきました。今年74歳になる母は、ものすごく元気で、我が家にくると、庭の手入れや日ごろ行きとどかないところの丁寧掃除をしてくれて、とても、とても助かっています。
その母ですが、加齢に伴う足腰の頼りなさは、他の老年期の方と同じで、今まで長距離の歩行用に折りたたみの携帯ステッキを持っていましたが、このたび、普通の杖を新しく新調したものを持ってきました。 「前の杖に描いたみたいに、また花の絵を描いてほしいんだけど・・・」 と、母から頼まれました。前の杖というのは、何の変哲もないこげ茶色の携帯ステッキだったので、私がいたずらして、アクリル絵の具で、ツルになったバラの絵を描いてみると、母がとても気に入ったのでした。 「あの杖、どこに行っても好評で、どこで買ったの?ってきかれたり、高かったでしょ?って言われたりして、娘が描いてくれたっていうと、みんなビックリするのよ。」 というのです。 お安いご用・・・と、早速、画材を出してきたけど、しばらく使っていないのと、バラの絵の描き方を忘れてしまって・・・なんだか、何の花かわからなくなってしまいました。 「ああ、いいわ。売っている花の絵の杖は、全体にあって派手なのよ。こんな風な上品なのがほしいの。よかった。いいわあ。」 母は、大変、満足してくれました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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