2008/06/24(火)02:11
地理空間情報フォーラム総括
日本測量協会は6月18・19・20日にパシフィコ横浜で行われた地理空間情報フォーラム2008の入場者数等を発表した。
総入場者数は20,777人。
昨年より若干減っており、入場者数は2002年から減り続けていることになる。
ただ、今年は入場者のカウントをバーコードで行っており、例年以上に正確な数字とのこと。
講演別では測量調査技術発表会とワークショップが562名と最多で、写真測量学会の466名が続く。
もっとも、これらの講演は一日がかり。
その中での人数なのである程度多いのは必然だろう。
それ以外では公共測量作業規程の準則改定に関する講演が413名と目立つ。
立見はおろか、会場内に入りきらない人もいたことから関心の高さがわかる。
ところで、隣の会場で開催されていた旅フェア2008は10万人を越える入場者があった。
最も入った土曜日で45,000人以上。
一般向けのイベントだったこともあって数字的には差が開いた。
地理空間情報フォーラムは基本的には測量業界のためのイベントであることから一概に比べても意味を持たないかもしれないが、この世界もいつまでも内向きでやっていても仕方がないこと。
来年以降は一般入場者も呼べるイベントを考えるのも一考。
外へ向けてのアピールが新たなビジネスチャンスを産むきっかけになるはずなのだが。