2008/11/06(木)01:36
地図トーク
ゼンリンデータコムが「地図アプリ」で利用できる新機能「地図トーク」を開発した。
最大5人まで同時に互いの場所を確認しながらメッセージをやり取りできる仕組みで、5日発表の新機種のほか、905i/906iのGPS搭載機種でも利用できる。
利用時にメニューの「地図トーク」の項目から「ひとりをお誘い」「ふたり以上をお誘い」のどちらかを選んで、友人に参加を呼びかける。
相手には、iモードメールでURLを送って参加を促す形となっており、誘いを受けた側はURLをクリックして専用サイト経由で「地図アプリ」を立ち上げる。
すると、地図上に自分と相手の位置が表示されており、そのままメッセージをやり取りして「今どこ?」「このあたりにいるよ」と待ち合わせなどで利用できる。
相手を誘うにはメールを使っていることから、メールアドレスさえわかれば気軽に位置を確認しあってコミュニケーションをはかれるサービスとなっている。
なお、専用サイトにアクセスして地図アプリを起動する際、サイト上では「相手に位置情報が通知されること」など注意喚起が表記される。
担当者によれば「青少年の利用に対して、サイト閲覧を制限するフィルタリングサービスのような形でブロックできるようにすることも検討していく」とのこと。
このあたりはデリケートな問題だ。
ついに来たか、というのが正直な感想だ。
位置情報を利用したSNS的コミュニケーションは絶対にヒットすると思っていたのだが、出会い系などに悪用される可能性もあって実現にはハードルがあるかな、とも感じていた。
街ではとても便利な機能。
mixiなど既成のSNSサービスとのコラボが実現すればさらに可能性が広がるのではないだろうか。
まだまだ続きがありそうな展開で楽しみだ。
さてさて、本日6日と明日7日、浜松町の東京都立産業貿易センター4階で「デジタルマップフェア2008」が開催される。
GIS NEXTのブースでお待ちしております(笑)