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カテゴリ:地図・位置情報サービス
NTTレゾナントは29日、実験サイト「gooラボ」で提供している地図と動画を連動したサービス「ウォークスルービデオシステム」に、首都高エリアのデータを追加した。
利用は無料。 「ウォークスルービデオシステム」は、車で移動しながらビデオカメラで撮影した街頭の映像とスクロール地図を連動させることで、風景と位置情報を同時に確認できるサービス。 2007年4月の公開以降、対応エリアの拡大を行っている。 今回追加したエリアは、都心環状線、東京高速道路、台場線(高速11号)、深川線(高速9号)、向島線(高速6号)、中央環状線、池袋線(高速5号の一部)。 goo広報は、「高速道路やジャンクションなどを確認できるほか、首都高から見える東京タワーやレインボーブリッジなど、ちょっとした都内観光もできる」としている。 (INTERNET Watchより) ---------------------- Googleストリートビューやアジア航測のロケーションビューと同様の機材を使って撮影された映像を提供するサービスだが、こちらは走行映像を楽しむイメージだ。 もちろん、見る方向や角度は変更可能だが、基本的には車窓を見ているスタンス。 これであればストリートビューで色々と騒がれているようなプライバシーの問題にはなりにくいだろう。 逆に言えば、実用性という意味ではやや薄いかも知れない。 でも、個人的には単純に面白くて、ついついずっと見てしまう(笑) 地図と連動しているので、ロケーションサービスには違いないのだが、何というか罪がない。 データ取得も含めて高度な技術ながら、ITをあまり意識させないのもいい。 こういう面白さってもっと注目されていいのかも知れない。 最近の地図サービスは目的としてあまりに機能性や効率性に傾きすぎていて、無条件に見入ってしまうようなワクワク感がない。 このビデオシステムはそういう部分によさがあると思う。 ユーザにどれくらい支持されるかは未知数だが、プラットフォームでなく「コンテンツ」と考えればこれは十分にありだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.30 00:58:25
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