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2009.05.31
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カテゴリ:地域
今月2日、山梨県笛吹市で果樹農家の鈴木源さん(72)が赤い風船を拾った
風船には大川市にある保育園の住所。
園児が昨年10月に飛ばしたものだった。
鈴木さんが手紙を出すと、お礼の絵が返ってきた。
800キロを旅してきた風船が、ささやかな交流の縁を結んだ。

昨年10月24日、大川市大橋の木室保育園の園児119人が色とりどりの風船を空に放した。
園児たちは「遠くまで行ってね!」と言い、風船が見えなくなるまで手を振った。
「見つけた人から手紙をもらえたら」。
そんな願いを込め、保育園では毎年、住所を書いた紙を結んで風船を飛ばしている。

鈴木さんが見つけた風船は、その一つ。
笛吹市御坂町下黒駒の自宅近くの山林で、年に一度のサンショウ採りを楽しんでいると、松の小枝にひっかかって小さくなっている赤い風船に気づいた。
鈴木さんは早速、筆を執った。
「よくぞ山梨まで気流に乗って来てくれたと感心しました。私は山梨県でブドウと桃を育てています」

保育園職員の相川裕美さん(29)は「手紙をくれた鈴木さんの親切さがうれしかった。冬を越えて職員も園児も忘れかけていたので驚いた」と話す。

園児たちは地図を見て山梨と福岡の距離に驚き、「今年もまた飛ばそうね」などと興奮した様子だったという。
お礼にと、年長児20人がクレヨンでブドウや桃の木を描き、「ひろってくれてありがとう」「おしごとがんばってね」などの言葉を添えて鈴木さんに送った。

今度は鈴木さんがお返しに、園児たちに日本一の山を見せてあげたいと、自ら撮影した富士山の写真を額に入れて2枚送った。

鈴木さんは「ブドウや桃を収穫したら福岡に送ってあげたい。園児たちも遊びに来てくれないかな」と話し、園児が描いたかわいらしい絵を見ると顔をほころばせた。

(読売新聞より)
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空に飛ばした風船はどこまで飛んでいくのか?
誰もが子どもの頃に思った疑問。
800キロの距離をつないだのは夢のような話だ。

インターネットで世界中の地図や空中写真が見える時代。
それまでに比べて感覚的な距離は縮まったものの、それはあくまでもバーチャルの世界。
こうして現実として、これほどの距離を隔てて人と人との心がつながったことは奇跡的なことかも知れない。
素直に感動していいニュースだろう。

園児にとっても鈴木さんにとっても、生涯忘れない素敵な出会いだったと思う。





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Last updated  2009.05.31 02:02:54
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