2012/06/01(金)00:44
100分の1大街道商店街・・・振興組合が模型
大街道商店街の89店舗の写真をアクリル板に納めて、街並みを100分の1サイズで再現した「ミニチュア大街道」が、松山市一番町の松山三越アトリウムコートで展示されている。
松山大街道商店街振興組合(日野二郎理事長)が、県内の写真家や画家らに協力を依頼し、6か月かけて制作したもので、訪れた人らは「商店街に親しみがわきますね」などと話していた。
ミニチュアは、同組合の梅林良一理事らが「ひと目で商店街がわかるものを作ろう」と企画。
県内の写真家に頼んで、一番町から三番町にかけて並ぶ89店の写真を撮ってもらい、アクリル板に転写。
同じ街並みになるよう、長さ約3・5メートル、幅56センチ、高さ20センチのアクリル板製のアーケードを作った。
梅林さんらが特に苦労したのはアクリル板の透明度。
写真が鮮明に見えるようにするため、メーカーに何度も作り直してもらったという。
アーケード内をのぞき込むことも、外側から眺めることもでき、外側からだと、写真は左右反転して見える。
買い物に訪れた松山市内の今井映子さん(50)は「商店街の様子が分かりやすくまとまっており、かわいい」と笑顔を見せた。
6月4日まで松山三越で展示。その後は、立体的なフロアマップとして、商店街の路上に設置することも検討する。
梅林理事は「実際に多くの人に利用してもらう日が来るのが楽しみです」と話していた。
(読売新聞より)
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子どもであれ大人であれ、模型というのはわくわくするものだ。
精巧なジオラマなどはいつまで見ていても飽きない。
これは男の子特有の習性なのだろうか?
松山でもっともにぎやかな大街道の模型。
商店街振興会も力が入っている。
ベースが写真というのも面白い。
立体的なフロアマップという位置づけもいい目の付け所。
せっかく作ったのだから、ただ展示するだけでなく、大街道の名物にしたいところ。
この手法で古い時代の大街道の姿を模型で復元して、現在の模型と比べられたら楽しいと思う。
是非見てみたいが、松山はちと遠いかな。