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2014.06.28
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月27日、5月に打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち2号」の初の観測画像を公開した。
約3メートルの分解能のレーダで撮影した伊豆大島や富士山などの鮮明な画像を確認できる。

初期機能確認試験の一環。衛星に搭載した「Lバンド合成開口レーダ」(PALSAR-2)を使い、19日~21日に撮影した。
同レーダは約3メートルの分解能の「高分解能モード」で撮影でき、地球観測衛星搭載のLバンド合成開口レーダとして世界最高の分解能という。

「高分解能モード」で撮影した伊豆大島の画像は、13年10月の土砂崩れの跡が見て取れる。
富士山の画像は、山頂につながる道路や火口の状況などを鮮明に確認できる。

140627_1.jpg

<伊豆大島の観測画像。右は、左と同じ画像を「だいち」搭載PRISMによって得られた標高データを用いて鳥瞰図表示したもの>

140627_2.jpg

<富士山周辺の観測画像。観測から得られた偏波のデータを用いて疑似的にカラー化しており、緑色が植生、明るい紫色や黄緑色が市街地、暗い紫は裸地を表している>

140627_3.jpg

<アマゾンの森林減少。今回「だいち2号」のPALSAR-2が観測した(C)の画像と、09年のだいち搭載PALSARがとらえた(C)の画像を合成して(A)を作っている(水色が非森林、灰色が森林、赤色が5年間に減少した森林域)>


Lバンドの波長は森林の観測に適しているとし、同レーダでとらえたブラジル・アマゾンの森林の様子も、2009年の「だいち」搭載PALSARによる画像と比較して公開している。

だいち2号は地図作成や地域観測、災害状況の把握、資源探査などに利用する観測衛星。
初期機能確認試験を終えた後、8月中旬からは観測データの校正検証を行う。一般への観測結果の提供は11月下旬の予定。

(ITmediaニュースより)
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待ちに待った「だいち2号」の観測成果。
思っていた以上に良く見える。

初代の「だいち」の分解能は光学センサーで2.5mだったが、「だいち2号」は合成開口レーダー(SAR)の3m(地球観測衛星搭載のLバンドSARとして世界最高分解能)。
センサーの違いもあるだろうが再現性は非常に高いように感じる。

SARは天候に左右されない強みがあるうえ、Lバンドは森林観測に強い。
今回の大きなミッションである災害状況の観測はもちろん、森林環境のモニタリングでも活躍することになるだろう。

校正検証を経ての成果提供は11月。
センサーの進化は解析・視覚化といった関連技術の高度化も促すだけに、どんな利用事例が出てくるのか楽しみだ。





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Last updated  2014.06.28 01:25:22
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