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2015.06.15
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カテゴリ:交通
世の中に存在するあらゆるモノに通信機能を持たせインターネットにつなげるIoT(Internet of Things:モノとインターネットの融合)の波が、自動車産業にも押し寄せようとしている。ネットと常時接続している自動車は「コネクテッドカー」と呼ばれ、自動車メーカーからIT企業にいたるまで、その開発競争は熾烈さを増しつつある。

コネクテッドカーの狙いは、ネットに接続することによりさまざまなデータを収集し分析し、車内を快適にしたり、運転効率や安全性を高めたりする点にある。そのため、自動車メーカーは早くから自動車に通信システムを組み合わせて、リアルタイムに情報サービスを提供するテレマティクス(カーナビゲーションなどの車載器)の構築を模索してきた。

一方でIT企業は、スマートフォン(スマホ)の快適さを自動車に取り込むかたちで、コネクテッドカーの実現を図ろうとしている。アップルはiPhoneにある音楽や動画、メッセージサービスなどを自動車のコントローラーやSiriを使って操作できる「CarPlay」をいち早く開発して、コネクテッドカー実現の先陣を切った。

CarPlayではさまざまな機能が用意されているが、中でも注目すべきは、カーナビゲーション機能であろう。標準装備のマップアプリとの連動により、メールやテキストメッセージなどから抽出した最近の訪問先の情報などを基にして行き先を予測したうえで、経路案内や交通状況、予想到着時刻などを車内ディスプレイに表示してくれる。Siriを利用すれば、音声案内も可能となる。このような機能やアプリが今後増えることになれば、コネクテッドカーの価値は間違いなく高まることになろう。

他方こうしたアップルのCarPlayに素早く反応したのがグーグルである。グーグルはアップルと同様に車内でスマホをコンピューティングプラットフォームとして機能させる「Android Auto」を開発し、アンドロイド端末を自動車のテレマティクスと連動させる同様のアプローチで追随した。

Android Autoでも、音楽再生やメッセージサービスなどさまざまな機能を車内で利用できるが、これらの大半の機能は「Google Voice」から操作が可能で、音声命令はスマホにより処理される。

グーグルはCarPlayに対抗して、Android Autoでカーナビゲーション機能の技術向上に取り組んだ。今日では、車内で音声命令により電話をかけることは当たり前になりつつあるが、これと同じくらい簡単に、音声命令だけで訪問先の道案内をさせることがAndroid Autoでは可能となった(ただし、音声命令の中には訪問先の住所は含まれない)。

すでに、自動車メーカーだけでなくカーナビメーカーなども、CarPlayやAndroid Autoを取り込んだコネクテッドカー実現のための開発を進めている。

IT企業がこのまま主導権を握りながら開発を進めるのか、もしくは自動車メーカーが独自のコンセプトを打ち出して、イニシアティブを奪回するのか。いずれにしても、自動車産業が大きな転換期を迎えていることに変わりはない。


(ビジネスジャーナルより)
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ITSはもはや自動車業界だけの話ではなくなっている。
自動運転をめぐる攻防にGoogleが参入の動きを見せているように(Appleも参入の気配がある)、車の開発そのものにIT企業が関わってくる例も見られるが、既存のノウハウを出し合って自動車業界とIT企業が連携する例も見られる。

コネクテッドカーはその代表的な領域ともいえる。
GoogleやAppleの他、百度(Baidu)あたりもダイムラーとの連携を打ち出すなど積極的な動きを見せている。

IT企業が自動車をつくるのも、自動車メーカーが最先端のITを取り込むのも、ある意味それぞれの世界ですでに確立されたノウハウを追うような投資が必要になるわけで、費用対効果を考えればあまり現実的ではない。
むしろ両者が連携するのは自然なこと。
となると焦点はその落としどころであり、どちらが主導権を握るのかという点になるだろう。

コネクテッドカーのもう一つの軸となるが地図データだ。
IT企業も地図コンテンツを持つ時代だが、その品質や哲学にはばらつきがある。
その中でGoogleマップは優れた地図といえるが、これとて今後のITSにおける地図の要件を満たしているのかどうかは未知数。

HEREやTomTomといった世界的地図メーカーはもちろん、精密を旨とする日本の地図企業にもチャンスが訪れるかもしれない。





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Last updated  2015.06.15 11:20:22
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