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2017/04/01(土)00:42

国土地理院が火山基本図データの提供を開始

地図(498)

火山基本図データの提供を開始 ~ 新しい手法により整備した火山基本図 ~(国土地理院) 国土地理院が従来より印刷図として整備してきた火山基本図について、新たな手法により作成した「恵山」「栗駒山」「箱根山」の3地域を対象に火山基本図データとして提供を開始した。 火山基本図は火山の地形を精密に表す等高線や火山防災施設等を掲載した地形図(縮尺1/5,000~1/10,000)で、同じく国土地理院が整備する、地形分類を表現した火山土地条件図と併せて、防災計画や噴火時の緊急対策、火山の研究や火山噴火予知等の基礎資料としての活用が想定されている。 従来の火山基本図は写真測量による図化で地形が取得されていたが、今回提供を開始した3地域からは航空レーザー測量を活用して等高線を生成させることで、より精彩な地形情報を再現している。 また、これまでの印刷図による提供と異なり、データでの提供となるほか、地理院地図でも閲覧すつことができる。 データは国土地理院ウェブサイトの「火山基本図データ・ダウンロードサービス」からダウンロード可能。 今回公開されているのは「恵山」が縮尺レベル25000以下で、基図と陰影段彩図と写真地図の3種類、「栗駒山」が縮尺レベル10000で基図のみ、「箱根山」(1・2・3の3図)が縮尺レベル25000以下でそれぞれ基図と陰影段彩図。 データはいずれも20~30MB程度のJPEG形式で残念ながらベクトルデータでの提供はない。

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