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2017/04/27(木)00:21

イスラエルのMobileye社の自動運転車用の高精度地図作成プロジェクトに日産が参画

地図作成(111)

日産自動車、自動運転車用の高精度地図作成プロジェクトに参画(IoTNEWS) ADAS(先進運転支援システム)や衝突予防システム市場で7割を占めるイスラエルのMobileye社は、進行中の自動運転用の次世代高精度地図プロジェクトについて、BMW AGとVolkswagen AGに続き日産自動車とも契約を締結したと発表した。 Mobileyeでは独自のRoad Experience Management(REM™)技術を利用して、同プロジェクトに参加している各企業による匿名化された不特定多数の走行データをマッピングし、共有することで完全自動運転車に欠かせない高精度地図の開発を進めている。 同社ではパートナーから収集したデータを統合し、RoadBook™と呼ばれる地図を作成する。 このプロジェクトは参加者数が多ければ多いほど多様な情報が収集できるため、アップデートも速くなり、低コストで効率的な方法で地図の作成・更新が可能になる。 日産は国内では他の自動車メーカーとともに、DMP(ダイナミックマップ基盤企画)の協力して自動運転支援用の高精度地図の作成に関与している。 またBMWは、やはり高精度地図の取り組みを進めるHEREの親会社でもある。 各陣営がライバル関係にありつつも、自動運転を前提として高精度地図の標準化へ向けての動きの中で、横の連携も保持しつつ進めているというのが現在の状況だろうか。 この分野の今後の展開についてはまだ目が離せない。

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