時に放送局は居酒屋と化す
年末年始。私のような客商売を生業としている者にとって、休みなしは当たり前である。しかし、今年は御用納めから御用始めまで正月2日を除いて休みなし。しかも夜勤続き。2日も夜勤明けでの休みでしかも3日は朝9時からの日勤だ。休みのようで休みのない年末年始だから、結構トシのほっけには正直しんどい。それでも、大晦日ぐらいは大騒ぎしようではないの。と、思い立って今日は浜松市街まで足を伸ばした。路線バス大好きほっけの今回のターゲットはこちら。遠鉄バスの浜松まちなか循環バスくるるは、運賃一乗車100円ポッキリ。今日は目的地のバス停のある西ループを利用。駅周辺をこうした小さなバスで周回する路線は、全国いたるところに存在するようになってきた。なんといっても小回りが利き、今まで路線バスが進入できなかったような路地にまで入り込むことができるようになったのは大きい。さて、この「くるる」の拡大路線図に目をやると、一方通行道などの事情から東西2系統の循環路線はまったく同じようにトレースしていないことがわかる。それはそうと、"肴町魚がし跡"という呼称はイタい。まもなく目的地「K・MIX前」に到着である。「K-MIX前」ではないようだ。"ハイフン"でなく、"中黒"。ちなみに東ループも対面にバス停があり、こちらは「国民生活金融公庫前」を名乗っているが、呼称が長すぎ。「遠州病院」「東照宮入口」などと同様に、東西とも同一呼称でいいのではないかと思われる停留所だ。などとバス停にダメ出しをしていたが、道路に面したスタジオ・通称"View-St"前のテーブルが遠巻きにも賑やかだ。公約どおり、(出汁 within)鍋もスタンバイ。麒麟麦酒静岡統括支社さまご提供の各種ドリンクもスタンバイ。具材はリスナーの任意に委ねられており、まさに局側ローリスクの企画だ。私自身も、一升瓶(日本酒&焼酎)2本と、生牡蠣と下仁田ねぎ持参である。そして、本日のご本尊ひとみ観音さまも、鍋の具合を見に"ご降臨"である。それにしても、TVではお見せできないほどの身の挺し方だ。私自身、FM番組でサークルやってたこともあるし、コミュニティ局でお手伝いしたこともある。放送が終わって10余年経つのにいまだに続いてる元リスナー同士のお付き合いもある。それだけFMラジオというものについては思い入れもひときわなのだけれど、今回の鍋パーティは度肝を抜かれた。っていうか、局舎の目の前で鍋で酒盛りが許された放送局って、かつてあっただろうか・・。しかも、パーソナリティのコスプレもハンパじゃない。大晦日のK-MIX局舎。「K-MIX WEEKEND ヤッホー!」パーソナリティの久保ひとみ女史(画像はひとみ観音)の姿である。・・・コトバも、出ない。さらにサービスカットも用意してあるのでこちらもご覧いただきたい。さて生放送もボサノバ・カサノバ田村sho1(床一)さまのテンション全開、放送コードで足を引っ掛けるぐらいのギリギリトーク(←最近使わねーって)も、缶ビール&酎ハイ飲みすぎですっかりオーバードライブ。大晦日の深夜って、ちょっぴりエロチックな映画が流れたりして、小中学校時分のほっけだったら少しだけオトナになれた気がしたけど、昼から深夜放送みたいなテンションだったこの場所は時差が12時間ぐらいあったらしい。さて放送も終わり、そんな楽しいひとときだったのだけど、こんな年末に今から名古屋駅界隈に用事ができてしまったので、さっさと浜松駅に戻らねばならない。大晦日も夜勤だし、酔いもイイ感じで回っているのだけど、さっさと歩いて駅に戻ることにする。「くるる」の残りの区間と東ループは、冬休みの宿題にとっておこう・・って、いつ取得できるんだろ・・?